
LUNA SEAといえば、ヴィジュアル系全盛期から他の同ジャンルのバンドとは違った側面を持ったバンドとして知られています。
メンバーにイケメンが多いだけでなく、演奏力のある個性派が集まり、ライブの雰囲気も他V系と違っていました。
その中でも異色の存在感を発揮していたのがベースのJさんです。
ヴィジュアル系で天下を取ったバンドの多くが女性ファンが中心ですが、LUNA SEAには当時から男性ファンが多く、それはJさんの存在が大きかったと言われています。
今日はJさんが男から愛された理由、若い頃からの男前ぶりについて書いてみたいと思います。
また、さりげなく結婚したことについても触れてみたいと思います。
Jの若い頃からのイケメンぶり。武勇伝やスペックは完全に男好み
Jさんの本名は「小野瀬潤」さんです。
出身は神奈川県の秦野市で、家族は両親と5歳年上の姉がいます。
Jさんは子供の頃から5歳離れた姉に大いに影響を受けており、物心ついた頃から大人びた冷めた価値観を与えられていたそうです。
子供の頃からやんちゃを繰り返しており、小学生の頃には人の家に火を付けようとして学校と警察から厳重注意を受けたこともありました。
秦野市立大根中学校ではサッカー部に所属。
同じ中学ではINORANさんと出会い音楽活動を本格的に始めました。
そして、INORANさんと一緒に同じ神奈川県立大秦野高等学校(現・神奈川県立秦野総合高等学校)に進学し軽音部に入部すると、そこでLUNA SEAの前身となる”LUNACY”を結成しました。
Jさんが初めて手に入れたベースは姉が所有していた物で、姉の存在がなければLUNA SEAというバンドは生まれていなかったことになります。
芸名であるJの由来は、高校時代に同じ「じゅん」という名前の人がいたということで、分別として「J」と呼ばれるようになったのがきっかけだそうです。
名前 | 小野瀬潤 |
生年月日 | 1980年8月12日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 180センチ |
出身地 | 神奈川県秦野市 |
出身中学 | 秦野市立大根中学校 |
出身高校 | 神奈川県立大秦野高等学校(現・神奈川県立秦野総合高等学校) |
家族 | 父。母。姉(5歳年上)。 |
10代のJ。高校を卒業してすぐにLUNA SEAを結成!インディーズで人気バンドに
JさんとINORANさんが高校時代に作ったバンド「LUNACY」が後のLUNA SEAの原型になったのは有名ですね。
真矢さんはSUGIZOさんと同じバンド「PINOCCHIO」に在籍し、4人が集結する形でLUNA SEAが結成されました。
LUNA SEA結成当時のJさんは19歳でした。
当時在籍していたボーカルが辞めるタイミングで、RYUICHIさんが在籍していたバンドも解散し、自然と現在のオリジナルメンバーが揃いました。
オリジナルメンバーが揃ってからのLUNA SEAは、すぐにインディーズでも人気のバンドとなりました。
20代の前半のJ。ローディーやバイトで苦労ながらもデビュー早々にブレイク!
インディーズ時代のJさんは人気メタルバンド「AION」のローディーをしたり、楽器屋や造園屋でアルバイトをしました。
バイト代のほとんどがスタジオ代などに消え、生活はとても困窮していたそうです。
1992年5月に22歳にして念願のメジャーデビュー。
デビューアルバム「image」はオリコン9位を記録しました。
20代前半の初期はRYUICHIさんとSUGIZOさんが雑誌などでも目立っていましたが、ライブでのJさんは180センチのスタイルに無骨でストレートなプレイで徐々にファンを増加させていました。
1993年の「EDEN」をリリースした頃は創作活動に葛藤し心を病み、心療内科への通院、国内外に旅に出たり公園でホームレス生活を送るなど自分探しに勤しみました。
LUNA SEAの代表曲である「ROSIER」は、病んでた頃のJさんが「今までのダメな自分の葬式」とし、曲中の英語の歌詞にはJさん自身に向けた遺書の意味が込められました。
1994年の24歳になった頃にはSUGIZOさんと一緒に雑誌の表紙を飾るなどしました。
スタイルの良い2人の尖った存在感は他V系にはない危ない雰囲気を演出し、男性ファン増加に貢献しました。
25歳になった1995年にはLUNA SEAは全盛期を迎え、各メンバーが単独で雑誌の表紙を飾るようになり、Jさんも1人で音楽雑誌の表紙を飾りました。
この頃のJさんは古典的なラウドのようなスタイルで、80年代の洋楽好きの男からも「何者だ?」と注目されてる印象でした。
1996年になるとLUNA SEAは出す楽曲が全てヒットし、アリーナ級のツアーも余裕で成功させるほどになりました。
当時、メンバーとの話し合いの中で”1997年から活動休止をしよう”となると、Jさんは真矢さんと2人で反対しましたが、結果的に1996年から1997年は1年間の活動休止期間が設けられました。
LUNA SEAが休止した1997年のJさんは多くのソロ作品を世に送り出しました。
LUNA SEAの頃よりもカジュアルな雰囲気のJさんが世に出ると、ワイルドで男らしい外見と振る舞いで男性ファンをドッと増やしました。
1998年にLUNA SEAが再始動する時期にはバンドで初めての短髪を披露しました。
この頃からLUNA SEAでも男らしいファッションをするようになり、ステージ上では兄貴的なオーラを放つようになりました。
1999年には台湾、香港などでのアジアツアーを成功させました。
同年、5月30日に『LUNA SEA 10TH ANNIVERSARY GIG [NEVER SOLD OUT] CAPACITY ∞』を東京ビッグサイトスペシャルオープンステージで開催すると、3日前に嵐が到来し数十億かけたステージが倒壊。
「観客が巻き込まれたりすると危険だからライヴは止めよう」と中止を呼び掛けるINORAN派と、「絶対に決行しよう」というJ派で別れました。
結果的にSUGIZOさんの倒壊したステージを廃墟のセットにするアイディアを採用して開催する判断を下しました。
そして、ロック史に残る絶景のステージでパフォーマンスを披露し、当時ライブに参加していたお客さんに「今思い出しても鳥肌が立つ」と言わしめるほどの伝説のライブとなりました。
同年には同ジャンルでカリスマ的人気を誇っていたGLAYとの東京ドームでの対バンを成功さすなど、20代の最後のJさん擁するLUNA SEAは伝説だらけでした。
Jが一番かっこいいのは30代以降?40代、50代と全盛期を更新し続ける
Jさんは2000年にLUNA SEAが終幕すると、2001年から本格的にソロ活動を開始。
30代に入ってからのJさんはLUNA SEAの頃の印象とは一変し、短髪&金髪のワイルドイケメンとなりました。
若手ミュージシャンの作曲やプロデュースに勤しみ、音楽家としもキャリアップしました。
2003年にはソロとして日本武道館でのライブを実施。
西川貴教さん主催のイベントや、音楽雑誌BARKS創刊10周年記念ライブに出演。
他大物アーティストとの交流も濃厚で、LUNA SEAファン以外からも支持を集めました。
30代の終わりには再び髪を伸ばし始め、野生的で無骨な魅力をを振り撒きました。
本当に元V系バンドのベーシストなのか?というぐらいに、男らしい佇まいに変わりました。
40代〜50代のJも抜け目なしにカッコいい。男の理想的な年の重ね方?
40代に入った後は、他ジャンルから熱視線を浴びました。
2010年から2015年まで6年連続で”ROCK IN JAPAN FESTIVAL”に出演するなど、V系の枠を飛び越えた活躍を続けました。
40代前半の頃に黒髪にすると、今までと違った表情が増え、また違った魅力を出していました。
40代に入っても髪を染めましたが、以前よりも落ち着いたファッションで大人の魅力も出てきました。
40代の終わり頃に再び黒髪に戻すと、以前よりもソフトな印象に変わりました。
令和の時代感に合ったセンスで、年号が変わっても居場所の確保に成功しています。
2020年に50代に突入すると、他のメンバーが”劣化”など揶揄される中で、Jさんはなぜか色気がアップ。
2024年頃に若者の間でLUNA SEA人気が再熱すると、真っ先に若者から「かっこいい」と言われたのはJさんでした。
常に色気がアップデートし続けており、男性からも根強く愛され続けています。
Jは30代の終わりに結婚。嫁も子供も謎が多い
Jさんは2009年に28歳で現在の嫁と結婚しています。
LUNA SEAのメンバーの順番で言うと、4番目に結婚したということになります。
Jさんの結婚はファンクラブの会報21号で報告されました。
結婚した相手は”一般人”とのことで、相手の名前や職業の詳細は非公表でした。
そもそもJさんのキャラ的に結婚自体を非公表にしそうなので、ファンクラブで公表したこと自体が意外でした。
1999年にSUGIZOさんの妻子持ちが週刊誌によってファンに知れ渡った際、熱狂的ファンが混乱して有る事無い事言われ散々だった前例があったことから、あえて公表したと思われます。
Jの結婚生活は徹底して非公開。嫁は元ライターで子供も生まれている?
Jさんが現在の嫁と結婚して以来、子供の誕生などの報告はありません。
全てが非公開という形ですが、ネット上ではファンの間であらゆる噂や憶測が流れています。
有名なのは、Jさんは結婚と同時に子供(娘)が生まれているという噂です。
Jさんが結婚前後から30代の頃のような暴飲暴食を控えるようになったことから、「子供のためでは?」と言われるようになったのです。
ただ、Jさん本人がライブのMCで、
「子供が生まれたわけじゃないんだけどね」
と話していたことからも、結婚直後に子供が生まれた噂はガセネタのようです。
また、嫁の職業が元ライターだという噂もよく聞きました。
V系ミュージシャンとライターの結婚で思い出すのは、GLAYのJIROさんです。
JIROさんがライターの女性と結婚した際は、職業的立場を利用してメンバーに近づいたとして、嫁さんがファンから叩かれて大変でした。
ネット上では色々な噂がありますが、ファン層が男性ばかりな為、Jさんの結婚や嫁さんに対して悪質な書き込みなどはほとんどありません。
今後、Jさんが自分の嫁や子供の詳細を話してもデメリットしかないので、これからも公表することはなさそうです。