中島みゆきと天理教。修行を終え脱会は不可能?”糸”は宗教幹部に贈った歌

80年代前半
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昭和から平成にかけて第一線で活躍された歌手の中島みゆきさん。

若者から年配の方まで支持される希少な歌姫です。

そんな中島みゆきさんですが、私生活では新興宗教”天理教”の信者として知られています。

今日は中島みゆきさんと天理教について知られていることを整理してみたいと思います。

中島みゆきは実家が天理教信者だった。宗教2世として熱心に信仰

中島みゆきさんは北海道札幌市生まれで、5歳の時に岩内に引っ越し11歳までを過ごし、その後は帯広に移り住んでいます。

祖父は帯広市議会議長などを務めた中島武市で、初代大蔵次官である郷純造男爵の甥として、地元の名士でした。

父の中島眞一郎さんは北海道帝国大学医学部出身のエリートで、産婦人科医で中島産婦人科を経営する院長でした。

中島みゆきさんが天理教に入会したきっかけは、両親が元々、天理教の信者だった影響です。

つまりは、中島みゆきさんは宗教2世ということになります。

中島みゆきが信仰する天理教とは?”人助け”を推奨し良い人が多い

中島みゆきさんが信仰する天理教は江戸時代末に成立しており、新興宗教に該当します。

中山みきを教祖としている宗教団体です。

教祖の中山みきは明治20年に死去しましたが、天理教では目に見える現身(げんしん)を隠しただけで、その魂は教会本部に留まっていて人々の暮らしを見守り守護していると考えています。

「教祖存命の理」という考え方が、天理教の信者にとって精神的な支柱になっています。

信仰姿勢として「人助け」が強く推奨されて、信者や行事事の評判は良いです。

中島みゆきさんの父は産婦人科医でありながらも、お金のない人からは出産費用を取らなかったとの逸話があり、これらは天理教の”人助け”の影響だと思われます。

また、過去に交際が噂された同じ北海道出身の松山千春さんは、中島みゆきさんの母親の手料理を何度か召し上がっていたなどお世話になっていたそう。

ラジオで「みゆきの母は俺よりも俺の好きな食べ物を知ってる」と仰るほどに、当時は松山さんのために一生懸命に好きな物を用意してくれていたことが伺えます。※熱愛に関しては松山さんは「タイプじゃない」と否定してます

このように、人助けだけでなく、人に尽くす献身の心も天理教信者の特徴といえます。

ただ、天理教の方と親しくなり相談事をすると、かなりの確率で「天理に行って見ませんか?」と誘われるのも特徴。

それは天理教の聖地は「奈良県天理市」にある施設へのお誘いで、場合によってはそれが勧誘の流れになることもしばしばあるそうです。

名曲の「糸」の制作秘話。天理教トップの中山善司の結婚式の為に作られた

1992年に発表された中島みゆきさんの名曲「糸」は、天理教の代表者「中山善司(ぜんち)氏」の結婚式のために作られた曲だとして知られています。

詳細は天理教機関新聞1992年4月12日号に書かれており、同曲を公で初めて歌唱したのは3代真柱である中山善衛です。

その後、中島みゆきが『命の別名』と共にリリースし、中島みゆきさん本人も歌唱するようになったのです。

ちなみに天理教の方は、宗教の行事で声を出して歌ったりする機会が多いせいか、声量があり歌声が良い人が多いそうです。※教会に通うクリスチャンが歌唱力を鍛えらるのと同じという事です

天理教脱退の噂。中島みゆきは修行済で脱会はできない?

ある時期から、中島みゆきさんが天理教を脱退したという噂が目立つようになりました。

今ではメディアで私生活のことを話す機会がない彼女なので、本人からの言及はなく、あくまでネット上の関係者らしい方の証言が元になってる噂です。

2018年頃から脱会の噂が囁かれ、2020年10月発売の「四十行のひとりごと」の後に宗教と距離を置いているとの噂もあります。

ただ、長年信仰している中島みゆきさんは、宗教の修養科を修了していることから、天理教的に潜在的な立派な人間になっているということで、関係を切る切らないと決めれるような次元にはいないそうです。

あるネットの書き込みでは、

用木になっているようで、その関係を解除する事が出来ずに正確には脱会とはならずに脱退なのだそうです。 用木になると天理教を脱会したくても生涯、所属している教会の信者として登録されたままになるので同じような意味ですが信仰心が薄くなり、現在は天理教活動は控え距離を置いたという事だそうです。

とのことで、活動を控えたり、距離を置いたりと倦怠期のような状態にはなっているかもしれませんが、正式に天理教から抜けるという形にはならないようです。

ちなみに宗教2世の中島みゆきさんは、お父様のお墓は天理にあるそうで、本気で天理教から抜けるとすると、色々と事務的に難しい対応に追われそうです。

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