20年代を代表するアーティストであるビリー・アイリッシュ。
彼女の魅力は歌唱や演出だけでなく、個性的なファッションの着こなしにも定評があります。
ストリートの王道から、子供のパジャマのようなゆる可愛い格好や、機能的でもカッコいい格好まで着こなします。
20年代前半に流行したオーバーサイズファッションに噛み合っていたことも、当時のビリーの人気を押し上げる要因となっていました。
しかし、ビリー・アイリッシュが好むオーバーサイズファッションは、実は彼女のコンプレックスが根元にありました。
今日はビリー・アイリッシュのファッションのパターンやこだわりと、オーバーサイズファッションを好むきっかけになったコンプレックスについて書いてみたいと思います。
ビリー・アイリッシュのファッションパターン。オーバーサイズの神センス!
ビリー・アイリッシュのファッションはどのジャンルにも属さない独自性があります。

子供服のようなファンキーなセットアップとダッドスニーカーの組み合わせは、もはやビリーの象徴的なファッションです。


スケートカルチャー系のドカシャツを着ても、デニムやコンバースはなかなか履きません。


時にミステリアスなゴススタイルをベースにしても過剰にボディラインは出さず、常にオーバーサイズシルエットとミックス。


フォーマルな場ではドレスも着ますが、マリリン・モンロー風をモチーフにしたり、ドール風がメインです。


ゴシップにビリー・アイリッシュの私服が載せられることが頻繁にありますが、普段はカジュアルで動きやすい格好を好んでいるようです。

自身でSNSなどにアップする姿では、主にスケーター風のファッションが多いです。
総じてゆるいダボ服を好んでいますが、どの着こなしにもセンスがあり、合わせ方が天才的です。
ちなみにビリー・アイリッシュは女性らしさや男性らしさの中で、自分に当てはまるものを探求し、「幅を作ること」を目標にしているそう。
ビリー・アイリッシュはタイトな服や露出したファッションも切るようになった
10代から20歳過ぎこそオーバーサイズファッションを好んでいたビリー・アイリッシュ。
しかし、徐々にジャストなサイズ感のファッションも取り入れるようになりました。

女性らしいファッションや体のラインが出るものを着るようになったビリーですが、『彼女は変わった』と批判されファンが離れる時期もありました。

そんな非難の声に対して、ビリーは「私はどちらにでもなれる」と反論しています。
「自分が移行期にいるような感じがしている」と発言しており、ビリーのファッションの形ははまだまだ完成させておらず、これからも進化していくようです。
ビリー・アイリッシュのファッション関連の発言
ビリー・アイリッシュのファッションや服装に纏わる有名な発言をまとめてみました。
「身体がどう見えるかをジャッジする機会もその口実も誰にも与えたくない。私は着るものを何枚も重ねてミステリアスでありたい。何を着ているかわからないわ」
「ぶかぶかの服を着るのは、世界に私の全てを知って欲しくないから。見えない物に対して意見は言えないでしょ。誰も私に痩せてるとか太ってるとか、お尻が小さいとか大きいとか言えない。知らないことに対しては何も言えないから」
「私が男だったら、ブカブカの服を着ても誰も何とも思わないはず。“女の子らしくしろ”だとか“タイトな服を着ればもっと可愛くなって、キャリアも上手くいくよ”だとか言われるけど、絶対にそうはならない」
「毎回、何を着たいのかはっきり決まっていなくて、探しているうちに自然と見つかるの」
「友人がカボチャを彫るときに『どうやってデザインを決めるの?』と聞かれて、『カボチャに語りかけてもらうの』と答えていた。私にとって服も同じで、持っているものを見ていると自然に語りかけてくるの」
「クローゼットを見渡して直感に従う。外出前には必ずクローゼットをめちゃくちゃにしてしまう。1000着試して、アクセサリーを組み合わせて…とにかく大変。ファッション好きならこの苦労はわかるはず」
「キャリアをスタートした5年間は、男の子っぽいとか、女性のように振る舞えばもっとセクシーになれるとかって言われ続けて、あなたたち愚かな人たちに破壊されるような時間を費やしてきた。
そして今となれば、私が少しでもフェミニンなものや体にフィットするものを着るのに十分心地よさを感じれば、『(ビリーは)変わった』『変わり者だ』って言われるようになって……私はどっちにもなれる。女性という存在価値を認めて」
ビリー・アイリッシュは自分のデカい胸や体型がコンプレックス?10代前半に”醜形恐怖症”で自傷行為
オーバーサイズ使いの教祖のような存在になっていたビリー・アイリッシュ。
現在ではボディラインに沿った洋服も着こなしますが、デビュー当時にオーバーサイズに執着したのは、単純に”自身のコンプレックス”を隠すためだったと言われています。

実際にビリーは10代前半の頃から醜形恐怖症(または身体醜形障害)に悩み、自己肯定感が低く、自分の身体を嫌うあまり、自傷行為に手を出してしまったという辛い経験がありました。
なんとも、12歳に無理なダイエットに手を出し、ダイエットピル(ヤセ薬)などを服用して身体をボロボロにしてしまったとか。
本人も「完全に正直に言うと、私がダボダボの服を着てるのは、自分の体形のせいだからね」と、自分のシルエットがコンプレックスで大きめの服を着ていたことを告白しています。
ビリーが胸を隠す理由はただのエチケット。現在は気にしていない
ただ、ここで誤解が1つあり、「ビリーは自身を性的な対象として見られるのが嫌だから」という見方です。
かつては10代の頃に大人のビデオを見すぎて精神を壊したとの逸話がある彼女だけに、自身が性的対象として見られることに恐怖感じているのだと思われていたのです。
しかし、実際には、
「私がオーバーサイズの服を着ているのは、“アナタ”が私の胸を見て気まずい思いをしないため」
とのことで、周囲に対するエチケットで、決して性的な対象として見られることを嫌がって胸を隠しているわけではないとのことです。

ちなみにある時期までビリーの胸元は公にはされず、遂に胸元が公開された際には世界中のネットでその画像がバズりました。
大人になった現在では「自分は巨⚪︎の遺伝子を持って生まれた」と冗談交じりに語り、SNSでは自分の胸を叩いて爆笑する動画をアップしています。

ビリーは胸が大きいことを曝け出した上で、「胸が小さい」と「胸が大きい」と世間の反応に“差”があること非難しています。
「つい最近、男友達とフェイスタイム(テレビ電話)をした時にタンクトップを着てたんだけど、彼が『シャツを着ろよ』と言ってきたの。
だから『もう着てる』って言ってやった。
胸が小さい人はタンクトップ1枚でも許されるのに、私が同じタンクトップを着ると、“胸が大きいから”という理由だけでスラット・シェイミングされる。
そんなの馬鹿げてる。どっちも同じタンクトップなのに!」
男女で同じ服だったとしても、女性で胸がデカいケースだけ気を使わなくてはいけない風潮にうんざりしてるということです。
ちなみにマネスキンの女性ベーシストであるヴィクトリアも、”女性というだけで上半身の服を脱いでいけない意味が分からない”としてトップレスでパフォーマンスを行うなどしています。

人に影響を与える存在として、男女差別やジェンダーの問題に対して真剣に抗議してる姿が勇ましいですね!



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