ASIAN KUNG-FU GENERATION」のフロントマンとして活躍する後藤正文さん。
長いキャリアを誇りますが、私生活に纏わる言及はショットアウトしており、生活感のない方として知られます。
今日は謎多き人物である後藤正文さんの出身や家族、経歴や結婚などの情報について整理してみたいと思います。
後藤正文の学生時代。子供の頃は野球少年で大学でメンバーと出会う
”ごっち”の愛称で知られる後藤正文さんは1976年12月2日に静岡県島田市に生まれました。
家族構成は両親と弟、妹の5人家族で、ごっちさんは長男です。
両親はサザンオールスターズの大ファンで、子供の頃によく聴いたそう。
小学生の頃には家の車の中にある井上陽水、マイケル・ジャクソンなどのカセットを聴いて、音楽に興味を持つようになったそう。
小学6年生の頃に父が忘年会で当てたAIWAのCDラジカセをプレゼントされ、さらにディスクを1枚買ってもらえるとのことで、選んだのがTHE BLUE HEARTSの「青空」。
小学生にして初めて買った曲がブルーハーツとは、さすがごっちさんって感じですね!
音楽好きな子供ではありましたが、すぐに楽器を始めるなどはしなかったようです。
| 名前 | 後藤正文 | 
| 生年月日 | 1976年12月2日 | 
| 血液型 | O型 | 
| 出身地 | 静岡県島田市 | 
| 出身中学 | 島田市立六合中学校 | 
| 出身高校 | 静岡県立島田高校 | 
| 出身大学 | 関西学院大学 | 
| 身長 | 160センチ | 
子供の頃のごっちは野球少年
ごっちさんは小学生の頃に野球チームに入りました。
当時はプロ野球選手になるのが夢だったそうです。

地元の公立校の六合中学校に進学すると、そこでも野球部に所属。
中3の頃にはライトでレギュラーを獲得し、引退試合では現役最初で最後のランニングホームランを打ちました。
「印象に残っているのは引退試合かな。左翼線にパチーンと打って。田舎のグランドって広いから、そのままランニング本塁打になった。生涯で唯一の本塁打です。」
中学の頃にはユニコーンや奥田民生さんにハマり、父親のアコースティックギターを弾いてみたそうですが、指が痛くて断念したそうです。
この頃には将来はバンドをやろうとは微塵も思わなかったそうです。
野球部の強豪・島田高校に進学。レギュラー獲得ならずも洋楽にハマる
ごっちさんは中学を卒業すると、地元の野球の名門・県立島田高校に進学し野球部に所属。
激しい練習の毎日で、授業中は寝てしまうため、高校3年生の頃には文系で最下位の成績を記録してしまったそう。
野球部は名門というだけあって厳しく、ある時に近所の藤枝明誠高校と練習試合をして負けてしまい、怒った監督に10km以上の距離を走って帰らされて、その後練習をさせられたこともあったとか。
ごっちさんは監督不在の時にサッカーをして遊んだり、要領よくストレス発散などはしていたそうです。
中学生の頃は背が低くても高校で大きくなって筋肉も発達するかも?とプロの夢を持っていましたが、名門に進んだことで現実を知ってしまい萎えてしまったようです。
楽しい高校生活をエンジョイする同級生などを見て、心が折れて一度は野球部を辞めたそう。
それでも、「このままだと中途半端な未練が残る」と、半年後に頭を丸坊主にして監督に謝罪をして復帰。
その後にレギュラーを獲得することはできず、最後の夏はスタンドで応援。
「高校に入って、ベンチのやつはこんな思いでいるんだ、ってのが体験出来た。ベンチだから見える景色があるのかなと。それはずっと出続けているやつには絶対見えない景色だから。」
プロへの夢やレギュラーになって充実した野球人生を送ることはできませんでしたが、この時の思いが、後のアジカンの音楽性に良い影響を与えました。
また高校生の頃から友人らの影響などで洋楽に目覚め、音楽を積極的に聴くようになったそうです。
ちなみに後藤さんはバンドで成功した後、地元の藤枝東高でバンドクリニックを開いています。

演奏指導などを行い、今では地元の高校生のバンドレベル向上に協力しています。
1浪して関西学院大学に進学。アジカンメンバーに出会う
後藤正文さんは高校卒業後、後藤さんは農業系の大学に進学希望でしたが、すべて不合格。
現役時代に学力を懸念して「文化服装学院に行きたい」と親に言うも、猛烈に反対されたそうです。
結局、1年間の浪人時代を経て私立の関東学院大学の経済学部二部(夜間部)に進学しました。
浪人時代から音楽をはじめており、大学入学後も音楽サークルに入ろうと考えていました。
サークルに入るための待ち合わせ場所を間違ってしまい、そこで偶然に喜多建介さんと出会い、2人で大学の軽音楽部に入部。

同じ軽音楽部でドラマーとして活躍していた伊地知潔さんとも意気投合し加入。
アジカンを結成し、その後は全英語詩のオリジナル曲で校内や横浜市でライブ活動。
「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のグループ名はごっちさんが結成前から考えていた名前だったそうです。
大学2年生の時に、フジロックの第一回が開催され、後藤さんは当時の心境をインタビューで答えています。
「第一回が開催された97年はまだ大学生で、僕はテスト期間中で行けなかったんですけど、「日本にもロック・フェスができる」「このメンツが一日で観れる」ということで先輩たちが騒いでいたのを覚えていますね。誰かが行くとか行かないとかいう話を聞きながら、羨ましいなぁと思っていました。でも、自分はテストだから「チャンスないよな」って(笑)。」
大学時代にはバンド活動に励みましたが、学生のうちに人気が出ることはありませんでした。
大学卒業後は就職しながらバンド活動した苦労人
大学卒業後もごっちさんを含めてメンバーは会社員として働きながら、バンド活動を継続。
バンドに可能性を見出していましたが、バンドを続けるには就職しないとお金が足りず、都内でたバイトじゃ忙殺されるとして、就職に踏み切ったようです。

朝から夜まで仕事をして、その後にスタジオで練習するという二足のわらじの生活を20代の半ばまで続けました。

そして、26歳だった2003年4月にバンドはミニアルバム「崩壊アンプリファー」でメジャーデビューを飾っています。
後藤正文は2007年に現在の嫁と結婚。子供や離婚の噂も
後藤正文さんは2007年に一般人の女性と結婚しました。
結婚当初はスポーツ紙で取り上げられましたが、嫁さんの詳細は書かれていませんでした。

売れない時代から交際していた相手で、下積みを支えてくれた女性と、バンドが全盛期を迎えた時期に結婚したということです。
一時期、嫁さんの名前が「りょう」さんであると噂が流れたことがありますが、この点の真偽は不明です。
現在までに私生活の詳細を明かさない理由として過去に日記で、
「以前、インタビューで友達のことを話し、その内容で周りの人たちを傷つけてしまったことがあったので、プライベートなことについては黙秘を貫きたい」
と綴っていたことから、これからも結婚生活に纏わる話はしないと見込まれ、嫁さんの情報は表に出てこないと思われます。
後藤正文に子供はいるのか?ライブ会場の子供への配慮が父性的
2007年に現在の嫁さんと結婚した後藤正文さんですが、その後に子供が生まれたかが気になります。
子供の存在がバレる際、日常の食事や掃除などの話から勘ぐられてバレるケースが多いですが、後藤さんはそのような言及さえも皆無なので憶測は難しいです。
2人の子供に恵まれているというような噂も立ったことがあったようですが、現在ではその類の噂も消え去っています。
唯一、父親としての影が見えたのは、2018年のライブに来る子供の「爆音から耳を守って」と注意喚起をしたことです。

アジカンは過去にもスピーカーの近くにいる子連れに声掛けをしたことがあるとし、子供の耳を守るイヤーマフを貸し出しているそう。
子供を入場規制するべきという意見に対しては、
「ただ、バンドとしては、なるべく扉を閉じたくない。子育て世代に仕事や育児の隙間でどうにか作った時間を楽しんでもらえる場でありたい、という思いがあります」
と親視点に立ち、規制はしたくないとしました。
ミュージシャンが来場する子供の耳を心配することは稀にありますが、後藤さんは特に丁寧で保護者に寄り添うような姿勢。
また、2020年のインタビューの中では、
「子どもを救うための給付が、親に勝手に使われたりとか、そういうケースもあり得るわけです。」
「子ども食堂なんかにしても、割とボランティアに任せているじゃないですか。でもそういった活動を行っている人も、ちゃんと報酬をもらうべきだと思います。」
と、恵まれない子供について真剣な言及をしていました。
この一連の配慮からも、実は後藤さんにも子供がいるのでは?と勘繰った方もいたことでしょう。
生活感の無さから離婚の噂も無根拠
あまりにも嫁さんや子供などのエピソードが出ないことから、「とっくに離婚してるのでは?」という憶測もあります。
人気バンドのボーカルは、嫁さんの存在を隠していたとしても、需要がある為に週刊誌に報じられたり、関係者やコアなファンがネットに書き込んでバラすケースが多いです。
しかし、後藤さんにはそれすらありません。




また、人気バンドマンが下積み時代からの彼女と結婚すると、その後に不倫して別れがちというジンクスがあり、その流れを想像する人もいるようです。
これらのことから、「もしかしたら離婚してるかも?」という風に見てる方も一定数いたのです。
しかし、そもそも結婚して「楽しい」「面白い」という話すら我慢してきた方なので、それらの価値観は







 
  
  
  
  

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