レコ大受賞などMrs.GREEN APPLEを日本を代表するバンドに作り上げたボーカル・大森元貴さん。
多彩な楽曲とパフォーマンスに幅広い年齢層から支持を受け、ボーカル・大森さんのセルフプロデュース能力は天才的だと言われています。
Mrs.GREEN APPLEといえば、時期ごとに楽曲やパフォーマンスの世界観が別れていることが特徴的です。
特に面白いのは、メンバーの衣装や佇まいも、その時よりのテーマによって全然違うということです。
バンドの顔である大森さんは、テーマごとの変化が大体的に注目されており、ジェンダーレスな世界観の頃には「おねえなの?」と勘違いされたこともあります。
今日は、大森元貴さんの時期ごとの変化と、その理由について書いてみたいと思います。
また、大森さんの変化に対する一般ユーザーの反応なども整理してみたいと思います。
大森元基及びミセスメンバーが中性的な格好する理由はフェーズ2での表現
2021年頃から急に派手な衣装&中性的なメイクをするようになったMrs.GREEN APPLE。
特にイケメン枠で推しが多い大森元基さんの変貌ぶりは注目を浴びました。
彼らの衣装が変貌した理由は、「定められた期間ごとのテーマに沿っているだけ」です。
Mrs.GREEN APPLEに期間ごとの企画を「フェーズ」と呼び分けており、その期間の活動によって楽曲や見栄えを変えています。
「フェーズ」とは一般企業でも多く使われる「企画」や「段階」を示す言葉です。
デビューから2021年までがフェーズ1で、2022年からフェーズ2に入りました。
フェーズ1では世間的に受けの良い王道ポップロックという印象でしたが、フェーズ2からは何かと極端な遊びをしてる楽曲が増えた印象です。
あるインタビューで、藤澤さんは「フェーズ1は思春期」、そして大森さんは「フェーズ2は青年期」と表現しています。
フェーズ2に入る手前にバンドメンバー2名が卒業し、さらにはスタッフをフェーズ2に向けて募集するなどの動きがありました。
フェーズ1で抜けたメンバーについては他ページで詳細を書いています。
時期ごとに形を変えるバンドは多く存在しますが、Mrs.GREEN APPLEの場合は区切り方が大胆でハッキリしてるといえます。
ミセスが活動をフェーズで分ける理由。”大作映画の章分けが好き”
そもそも気になるのが、なぜMrs.GREEN APPLEが活動をフェーズごとに分けるのか?ということです。
あるインタビューで大森さんは「スターウォーズのような大作映画によくあるように、第一章、第二章といった言葉を用意て物語が作られていく響きが好き」と話していました。
つまり、あまり深い理屈とかはなく、”章で分ける感じが好き”というのが大まかな理由のようです。
予めバンドの変化を人間の成長過程のように区切ることで、その時の年齢や状況で感じてることを、過去に囚われずに堂々と主張できるという利点があります。
また、以前よりも大人になったフェーズ2では内面的な表現が増えたことで、外見的なところで武装したいと思うようになったとも発言しています。
ダンスや派手な演出も増えたということで、ステージ映えで負けたくないという気持ちもあることでしょう。
大森元基の顔の変化。メイクと衣装の豹変で”おねえ”説も浮上
2022年からは始まったフェーズ2では、Mrs.GREEN APPLEのメンバー3人が明るいカラーの衣装に、メイクアップを施してます。
ネット上では以前の大森さんの顔の変化を取り上げる記事が多く、その豹変ぶりはとても注目されました。
まずはデビュー前後↓
とてもナチュラルで、正統派のイケメンと言えます。
↓2015年のデビューしたばかりの頃。
垢抜けて、イケメン度が上がりました。
↓2016年頃。
髪を黒くして、素材の良さが際立っています。
↓2018年頃。
色々な髪型を試しては、黒のサラサラヘアーに戻ることを繰り返していました。
↓2019年頃。
持ち前のナチュラルさに加えて、色気も出てきました。
↓2021年のソロ期。
まだフェーズ2に突入する前ですが、すでに現在の派手目のメイクアップを施しています。
この頃はMrs.GREEN APPLEは活動休止で、大森さんはソロで活動していました。
↓2022年。※フェーズ2突入
Mrs.GREEN APPLEの活動が再開し、フェーズ2に突入したばかりの時期です。
大森さんはすでにソロ期で派手メイクを披露していましたが、他2人のメンバーはこの頃から豹変しファンを驚かせました。
↓2023年。
髪は黒くなり、メイクは落ち着いた印象です。
この年はレコ大で大賞を受賞したり、紅白歌合戦に出場するなど飛躍しました。
ファンの数を増やした時期ですが、楽曲の良さだけでなく、メンバーらの色気と洗練に魅了させられた方も多かったことでしょう。
当初は大森元基におねえ疑惑が出る
2021年のソロ期に急にメイクをし始めた大森さん。
当初は「急にどうした?」と困惑するリアクションが多くありました。
Mrs.GREEN APPLEが活動休止した時期だっただけに、「もしかしておねえ系に路線を急変更するのではないか?」と勘ぐるリスナーもいました。
しかし、2022年に大森さんだけでなく他メンバーも中性的な格好で再始動すると、あくまで音楽活動の都合だと理解されました。
大森元貴の外見の変化に好き嫌い分かれる?
2022年のフェーズ2以降に紅白出場など国民的なバンドに成長したMrs.GREEN APPLE。
国民的になったのは2022年以降ですが、それより前(フェーズ1)から大勢のファンを抱える売れっ子バンドでした。
昔からファンが大勢いたバンドだっただけに、フェーズ2以降のメンバーらのメイクに混乱するファンも多いです。
元々はヴィジュアルで売っているようなバンドではないのですが、フェーズ1からの大森さんの姿に惚れていた一部ファンからはネガティブな声もありました。
ただ、基本的には時代に合っていて、見るたびに可愛くなっていくメンバーらを楽しみにしてるファンもおり、”好きだ”という声の方が多い印象です。