ラッツ&スター(シャネルズ)の改名理由。メンバーの事件・不祥事まとめ※女絡み

リードボーカルの鈴木雅之さんの同級生を中心に結成されたラッツ&スター

メンバーらが19歳の頃にシャネルズ(CHANELS)として活動開始し、メジャーデビューしてから3年後”ラッツ&スター”に改名。

メディアでは”ラッツ&スター”と言われたり、”シャネルズ”と言われたりややこしいですね。

名曲「ランナウェイズ」はシャネルズ時代の曲ですが、時に”ラッツ&スターの代表曲はランナウェイズ”と言われたり、認識にバラつきがあります。

今日はシャネルズが改名した理由について書いてみたいと思います。

また、個性派のメンバーらがこれまでに起こしてきた事件や不祥事・スキャンダルについても整理してみたいと思います。

シャネルズがラッツ&スターに改名するまで。ハイブランドとの関係が理由?名前の由来

「シャネルズ(CHANELS)」は1975年に鈴木雅之さんが幼馴染の桑野さんを中心に、小学校、中学校、高校で出会った仲間と結成したバンドです。

シャネルズの名前の由来はメンバーの憧れだったアメリカのバンド「Sha na na(シャ・ナ・ナ)」とドゥーワップグループ「The Channels(ザ・チャンネルズ)」です。

「シャナナ」の”シャ”と「チャンネルズ」のスペル”Channels”と混ぜて「シャネルズ(CHANELS)」というグループ名が誕生したのです。

ボーカル陣が顔を黒く塗るルックスが特徴で、ドゥーワップを歌うバンドとしてブレイクしました。

アマチュア時代は一貫して「シャネルズ」の名前で活動し、メジャーデビューして3年まで同じ名前で活動してました。

メジャー2年目の1983年にスペルを一度「CHANELS」から「SHANELS」に変更

メジャー3年目の1983年に名前を「ラッツ&スター」に改名しました。

1975年 「CHANELS(シャネルズ)」結成
1980年 「CHANELS」の名前でメジャーデビュー
1982年 「CHANELS」から「SHANELS」にスペル変更
1983年 「SHANELS」から「RATS & STAR(ラッツ&スター)」に改名

シャネルズの名前が使えなかった理由はハイブランド「CHANEL」からのクレーム?

結成当時から「シャネルズ」の名前で活動していた彼ら。

デビュー曲の「ランナウェイズ」がヒットし知名度を全国区にすると、当時から「ハイブランドのCHANELと関係あるのか?」と疑問の声が多くありました。

デビューした同年に一部メンバーが未成年の女性らと深い交友を結び問題になると活動を休止し、各々がメジャーデビュー前から続けていた仕事を中心に仕切り直し。

休止から復活した時期の1982年に「CHANELS」のスペルを「SHANELS」に変えています。

ハイブランドのCHANELに配慮しての変更では?と言われていましたが、実際は別の理由がありました。

スペルを変更した理由については「CHANELS」だと海外では”チャネルズ”と読まれてしまうためとしています。

しかし、スペルを変更した翌年の1983年にユニット名を「ラッツ&スター」に改名

やはり、ハイブランドのシャネル(CHANEL)からのクレームがあったのでは?と言われていますが、「ドゥーワップにとらわれないグループを目指すため」とされ、あくまでハイブランド絡みとは言及はされていません。

ラッツ&スターの名前の由来は”ドブネズミと星”

1983年にシャネルズからラッツ&スターに改名。

「RATS & STAR(ラッツ&スター)」という名前の由来は、”ドブネズミと星”だそうです。

「RATS & STAR」という表記は逆から読んでも同じ文字になることから、

〝ドブネズミ達が歌うとRATS(ラッツ)がひっくり返りスター(STAR)になる”

という意味が込められて名付けられました。

ラッツ&スターに改名して初めてリリースしたデビュー曲「め組のひと」が80万枚を売り上げるヒット。

その後も活動休止までにシャネルズ時代に負けじと数々の名曲を生み出し、ラッツ&スターとしても知名度を全国区にしました。

ラッツ&スターのメンバーらの過去の事件・スキャンダル一覧。淫行や盗撮、薬物、不倫など女性絡みがメイン

ラッツ&スターの世代だった方は、当時の同バンドの素晴らしさを語る一方で、メンバーの素行についてはイメージが良くないことを言われます。

そもそもリーダーの鈴木雅之さんが中学生時代からバリバリの不良で、バンドを組んだ仲間たちも高校時代に結成した族の仲間ばかり。

神奈川の不良たちで結成された「横浜銀蝿」さえも、彼らと共演する前にガチであることを知ってて怯えていたという逸話もあるほどです。

実際にラッツ&スターのアマチュア時代の写真を見ると、とてもミュージシャンとは思えないほどにハードです。

↓デビューし「ランナウェイズ」をヒットさせた同年にいきなり女性関係の問題を起こしたことも、素行のイメージを低下させたと思われます。

事件 関与 内容
1980年3月 桑野、久保木、新保、須川、山﨑。 16歳のファン2名に猥褻な行為。埼玉県青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検
2000年9月 田代まさし 駅ホームで盗撮未遂。罰金刑
2001年12月 田代まさし 男性風呂を覗き軽犯罪法違反。薬物所持発覚で覚せい剤取締法違反。
2004年6月 田代まさし 車の運転中にバイクの学生と衝突。「業務上過失傷害」「道路交通法違反」
2004年9月 田代まさし 刃渡り8cmの刃物と薬物所持で「銃刀法違反」「覚せい剤取締法違反」
2010年9月 田代まさし コカイン所持。麻薬及び向精神薬取締法違反」
2015年7月 田代まさし 駅ホームで盗撮未遂。「東京都迷惑防止条例」
2018年1月 鈴木雅之 不倫(20年以上続く愛人の存在が発覚)
2019年11月 田代まさし 自宅やホテルで薬物所持発覚。「覚せい剤取締法違反」

1980年にシャネルズの5名が起こしたスキャンダル。その後に田代まさし問題や鈴木雅之の壮絶不倫

シャネルズは1980年にメジャーデビューし、「ランナウェイズ」が大ヒット。

しかし、デビュー同年にメンバーの桑野・新保・山崎・須川の5人が女性関係で事件を起こします。

5人は群馬県高崎市での公演中に宿泊先の埼玉県本庄市の旅館で、興行主が呼び寄せた同市内の未成年女子2名(いずれも当時16歳)とわいせつな行為をしていたことが発覚。

その結果、5人は青少年保護育成条例違反の疑いで書類送検され、シャネルズも半年間謹慎することになりました。

その後に活動休止するまではスキャンダルはありませんでしたが、田代まさしさんが2000年に盗撮事件を起こしたのを皮切りに、何度も逮捕を繰り返し再結成の話が流れ続けました

リーダーの鈴木雅之さんの素行は良好だと思われましたが、2018年に20年にも及ぶ不倫が週刊誌から報道されました。

鈴木雅之さんの不倫スキャンダルは別記事で詳細を書いています。

ソロになった後も情熱的なラブソングを愛妻家として書き続けていたと思われていただけに、長年に及ぶ愛人の存在は衝撃的でした。

主要メンバーで唯一デビューからスキャンダルがない方といえば、低音バスの佐藤善雄さんぐらいです。

佐藤善雄さんはメンバーで一番の長身イケメンであり、活動休止後も新人発掘で成果を出しレコード会社の代表にまで登り詰めたということで、今となってはラッツ&スターのイメージを支える上で重要な存在です。

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