
現在は俳優として活躍されている櫻井海音さん。
実はかなり異色の経歴を持っています。
少年時代はサッカーエリート、学生時代は売れっ子バンドマン、そして何より関心を惹くのは父親がミスチルの桜井和寿さんということです。
今日は櫻井海音さんの生い立ちと経歴・学歴について整理してみたいと思います。
櫻井海音の子供時代は桜井和寿の息子として週刊誌に載る。サッカーで海外留学し学歴は一貫して和光系列
櫻井海音さんは2001年4月13日に東京都世田谷区で誕生しました。
父親はMr.Childrenのボーカル・桜井和寿さんで、母親は元タレントの吉野美佳さんです。
海音さんが誕生に至るまでには、様々なスキャンダルがあり大変でした。
両親が出会って結婚し、海音さんが生まれるまでの詳細は別記事に書いています。
海音さんが生まれて以降、父・桜井和寿さんは家族との時間を週刊誌に追われました。
記者が激写した写真に幼少期の海音さん載ることもあり、ファンも共に海音さんの成長を見守っているような感じでした。
幼児の頃は名門”和光幼稚園”に入園し、そこから小学校、中学校、高校とずっと和光系列に通いました。
名前 | 櫻井海音(かいと) |
生年月日 | 2001年4月13日 |
出身地 | 東京都世田谷区 |
身長 | 173センチ |
血液型 | O型 |
家族 | 父:桜井和寿(歌手)、母:吉野美佳(元タレント)、 |
出身小学校 | 私立和光小学校 |
出身中学 | 私立和光中学校 |
出身高校 | 私立和光高校 |
海音さんは男3兄弟の長男で、兄弟全員が音楽と関連性のある名前が付けられています。
桜井和寿さんん全員の子供については別記事に詳細を書いています。
2001年4月13日 | 男 | 海音(かいと) |
2003年4月 | 男 | 愛音(まなと) |
2008年3月 | 男 | 奏楽(そら) |
桜井和寿さんは前妻・ゆかりさんとの間に長女・優歌さんが生まれており、海音さんには異母姉の義姉がいることになります。
異母姉の義姉・優歌さんについては別記事で詳細を書いています。
海音さんは義姉の優歌さんとも交友があり、気軽に話したいことを話せる良い関係だそうです。
父の桜井和寿さんは育児に関して、あまり決まりごとを作らないことをモットーに、自由な育児を心掛けていたそう。
価値観を柔軟に持ち子供と一緒に成長したい気持ちと、その方が子供たちの心の変化を見逃さないで済むとのことだそうです。
ビックスターの父親ではありますが、家族のご飯を作ったり、買い出しに出掛けたり、子供の数や成長に合わせて自宅をイノベーションし買い替えるなど、子供たちに対して献身的であり続けました。
櫻井海音は和光系列の小中出身。東京ヴェルディのユースに所属
櫻井海音さんは東京都世田谷区にある私立の共学校「和光小学校」に進学しました。
和光系列の学校は芸能人やセレブの子供御用達として知られており、浜田雅功さんや石橋貴明さんの子供も通っていたことで有名です。
海音さんは幼稚園の頃から世田谷少年連盟に所属する「FCトッカーノ」サッカーを習い始め、小学生の頃には”有望選手として知られました。
サッカーを始めた理由は、父の桜井和寿さんが大のサッカー好きで、一緒に観戦などしているうちに海音さんも好きになったからだそう。
中学生の頃には東京ヴェルディのジュニアユースに所属。
2015年に行われたCOPA ZELVIA U-14の大会ではチームで優勝を果たし、個人では大会の最優秀選手に輝きました。
小学生の頃のポジションはMFで中学ではFWでした。
プロサッカー選手の久保健英選手、馬場晴也選手、藤田譲瑠チマ選手、山本理仁選手はサッカー仲間です。
特に石浦大雅選手は小学生から高校までずっと一緒の親友でした。
2年になる頃には組織(東京ヴェルディ)のやり方が肌に合わず、サッカーを辞めたくなったそう。
僕は人から教わったりとか、押し付けられたりするのがすごく苦手なんです。Jの下部組織にいると規則も厳しいし、こういうプレーをしなきゃいけないとか。周りには同世代でレベルの高い選手がいっぱいいるので、そういう中でやっている自分がどんどん楽しくなくなって、嫌いになってしまったんです。出典「REAL SPORTS」
コーチに「〜までに辞める」と言った後の、その期間の練習はとても苦痛だったそうです。
サッカーが嫌になった頃(中学2年生)にONE OK ROCK」のライブDVDを見てドラムに惚れて音楽を始めています。
高校で海外留学し音楽理論を学ぶ。サッカーからフットサルに転向しイタリアの大会で優勝
中学2年の頃から音楽を始めた櫻井海音さん。
進学した和光高校では人前で演奏もするようになり、文化祭ではドラマーとして初めてのステージに立ちました。
2019年の4月にはスガシカオのサポートメンバーとしてミュージックステーションに出演し、早くもテレビデビューを果たしました。
2019年7月20日に『未確認フェスティバル2019』に出場を機にソロで活動していたカモシタサラのサポートバンドとしてインナージャーニーを結成し、ドラムを担当。
バンドでは「kaito」という芸名で、桜井和寿さんの息子であることは強調せずに活動を始めましたが、ミスチルファンに秒で全バレしています。
同年、高校2年生の夏休みに海外で音楽理論を学ぶために1ヶ月アメリカボストンに短期留学。
留学先は全寮制の学校で、初日に張り切って部屋でドラムの練習をしていたら隣の部屋から壁をドンドンと叩かれ、初日からドラムの練習ができずに凹んだそう。
英語がわからず孤独を感じていた時にYouTubeでスピッツの「シロクマ」に勇気付けられ、日本語の音楽の魅力に気づき、スピッツに憧れるようになりました。
2020年3月12日に和光高校を卒業したことを報告。
和光高校卒業式の看板の前で撮影された写真とともに「高校卒業しました!15年間お世話になった和光学園。最後は色んな人達と、ありがとう」とコメント。
卒業の6日後の3月18日に所属するインナージャーニーで1st Digital Single「クリームソーダ」の配信をスタートさせ、本格的な音楽活動が開始されました。
高校で再びフットサルを再開させすぐに日本代表に選出され優勝。バイトもする普通の高校生
一度はやめていたサッカーですが、高校からはフットサルを始め、そこでは元ユースの実力を発揮し無双。
2019年にはイタリアの大会に高校生日本代表として出場し、見事優勝を果たしました。
本人はSNSで、
「イタリアの国際フットサル大会に高校生日本代表として参加しました。結果としては優勝することができ、とても楽しい一週間を過ごすことができました!日本に戻ったらまた、音楽に努めていきたいと思います」
と綴っており、当時はあくまで音楽が生活の主軸であることを強調していました。
ちなみに高校時代は「ぎょうざ屋さん」や「セブンイレブン」バイトしたり、「つりビット」というアイドルにハマり追っかけをしたり、青春を謳歌していたそうです。
櫻井海音の現在。恋愛ショーで人気者!インナージャーニーを脱退し俳優として活躍
櫻井海音さんは2020年3月に和光高校を卒業すると、ドラムとして所属するインナージャーニーは立て続けに楽曲をサブスクに解禁。
また、海音さんは個人として2020年8月に「オオカミくんには騙されない」にすると、「あのイケメンが実は桜井和寿の息子だった!」と大きな話題となりました。
同年の11月にはNHK朝ドラマ「エール」で俳優デビューを飾ると、翌年には「逃げ恥」に出演するなど、有名作に立て続けに出演し知名度を上げました。
20歳になった2021年には活動名に本名の「櫻井海音」も使用するようになります。(※音楽活動はKaitoのまま)
本名にした理由については、
「20歳という節目を迎え、俳優として前に進んでいくための自分自身への意思表明。『櫻井海音』という名前を誰のものでもなく、一から『自分』のものにする為に、日々精進していかなければならないという、一種の十字架のような気持ちで背負っていければと思います。」
と俳優としての自分のブランディングと説明。
本名にしてからは、初めての月9「ナイトドクター」に出演し、「100日間生きたワニ」では声優デビュー。
2022年には「共喰い」で初主演を果たしました。
音楽活動を辞めて俳優活動を本格化。話題作に立て続けに出演
俳優としての活動が順調になった矢先、2023年9月に4年間在籍してきたバンド「インナージャーニー」を脱退。
同年10月6日に1000 CLUBにて開催された結成4周年記念ワンマンライブ『インナージャーニーといっしょvol.4 -ラストソング編-』が海音さんと一緒に立つ最後のステージとなりました。
バンドを脱退した後は俳優業に専念し、多くの有名作に出演。
2024年11月からAmazon Prime Videoから配信されたドラマ『【推しの子】』でドラマ単独初主演を果たすと、12月には続編の映画版『【推しの子】-The Final Act-』で映画初主演。
その後も「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」「お嬢と番犬くん」などメジャー作品で存在感を発揮し、話題は尽きませんでした。
サッカーの才能があり、ミュージシャンのDNAも濃い海音さんですが、最もブレイクしたのが俳優業というのは意外でしたね。
ファンからすると、やはり音楽をやってる海音さんをもっと堪能してみたいのが本音かもしれませんね。