60年代と70年代にアイドル歌謡を流行らせた歌手の山本リンダさん。
「狙いうち」や「どうにもとまらない」など昭和を代表する名曲を数多く抱えている大御所歌手です。
私生活では昔から新興宗教である創価学会との強い繋がりが有名です。
今日は、山本リンダさんと創価学会の関係について書いてみたいと思います。
山本リンダは小学生の頃に創価学会に入会
1951年生まれの山本リンダさんですが、ウィキペティアの情報によると小学生の頃に家族と共に創価学会に入会したとされています。
つまり、50年代の終わりから歌手デビューする手前の60年代前半までには信者になっていたということです。
入会に至ったきっかけは不明ですが、山本リンダさんは1歳の頃にアメリカの軍人だった父は朝鮮戦争で戦死。
母子家庭で育ち、学校ではアメリカとのハーフだったということでイジメを受け、母親を楽にするために小学校6年生の時にファッション誌「装苑」のオーディションを受けるなど、苦しい境遇を見かねた信者に勧誘を受けたのでは?と思われています。
メディアでは公言しないが宗教内ではオープンな存在
今では山本リンダさんが創価学会の熱心な信者であることは公然の事実となっています。
しかし、高校1年で歌手デビューし、紅白歌合戦に何度も出演していた全盛期には信者であることは伏せられていました。
ある時、週刊誌に信者であることが報道されると、それを知ったファンは驚きました。
宗教内では、それなりの立場であり、信者間では有名でありました。
今でも創価学会の活動は堂々と行う一方で、メディアに向けては宗教関連の言及を避けています。
このメリハリの巧さが、長年に及んで宗教活動と芸能活動を両立させられた要因でしょう。
山本リンダは現在でも公明党の選挙活動にも参加。熱心な創価学会員
ある時期から山本リンダさんは創価学会の広告塔的な存在となります。
創価学会の関連政党である公明党の選挙では、応援に駆けつけたこともあります。
芸能人の信者は”芸術部”という括りがされますが、山本リンダさんはその芸術部の”部長”という役職をもらっています。※久本雅美さんは芸術部女子部副部長
八王子で集まった芸術部たちの「使命の舞」の歌唱では、山本リンダさんは池田大作先生の横を陣取っていました。
60年代からの長年の信仰と、積極的な応援活動などが評価されたことで、宗教内から信頼を集め、芸術部部長というポジションを与えられたそうです。
すでに幹部と対等の立場にあり、宗教内でも良い影響を与える人物として重宝されています。
自身のブログでは、たまに学会関連の話も引用したりするなどしています。
創価学会が発行する聖教新聞にも積極的に登場。
学会のVODセミナーのビデオの中では信仰体験を語るなどしています。
山本リンダへの世間の印象。信濃町の路上で接触事故を起こし揶揄される
山本リンダさんのすごいところは、創価学会の広告塔のような存在でありながらも、昭和歌手としての品格を失っていないことです。
代表曲の「狙いうち」は今でも野球の応援歌として人気ですし、各曲がメディアなどで流されています。
ただ、情報社会が進んでいくうちに、新興宗教全体にネガティブな感情を抱く方が増加。
山本リンダさんと宗教のイメージは昔よりも根強くなっていってるイメージで、若い頃の活躍を知らない世代を中心に微妙な感情を持つ人もいるようです。
信濃町で山本リンダの車が楽天・三木谷の車に接触。ネットでネタにされる
2019年6月に山本リンダさんが車が接触事故を起こし、その相手が「楽天」の三木谷浩史会長だったと報じました。
事故は5月29日の午前10時頃に、創価学会の本拠地「信濃町」の路上で起きました。
山本リンダさんは事務所のアルファード車に乗っており、アルファードの左側が道路脇に止まっていた三木谷会長の自家用車に接触してしまったのです。※両者共に自分の運転ではない
なんとも、山本リンダさんは、そのまま走り去ってしまったそうで、ネット上では「当て逃げじゃないか」と批判されました。
週刊誌の記者が楽天の広報担当者に話を聞くと、
「停車していた車の脇あたりに、別の車が接触したと聞いています。運転手も三木谷本人も、報道されるまで相手方の車がリンダさんの車だったことは知りませんでした。いまは警察にお任せしています」
との説明で、三木谷さんは報道が出るまで接触していった車が山本リンダさんの車とは知らなかったそう。
その日の三木谷さんは腰痛で慶応病院で検査を受け、その帰りに薬局で薬をもらうために停車しており、接触があった後は当てた車の人が戻るかと思って待っていたそう。
なかなか戻ってこないということで、運転手と三木谷さんは悩んだ末に警察に通報したとのことです。
山本リンダさんは神奈川県藤沢市でライブがあったということで、自宅から藤沢に向かう途中で2車線の左車線を走っていたら三木谷さんの車に接触、山本さんらが乗るアルファードは左ミラーが破損。
すぐ車を止めようとするも、車が連なっていて止めれず、信濃町駅近くの路地に止め、運転していたマネージャーが確認しに行くも接触相手らしき車が見当たらず、仕方なく去ったとの事情でした。
実際に警察がカメラを調べると、周囲をウロウロするマネージャーの姿が映っており、決して当て逃げではなかったことが明らかになっています。
怪我人もなく、当て逃げでもなかった大物2人の接触事故ですが、ネット上では「(車が)どうにも止まらなかったのかな」「狙いうちしたのか」と悪ノリしたコメントで溢れました。
また、事故の場所が創価学会の本拠地「信濃町」の路上だったことで、
「そうかそうか」
「リンダ創価からの帰りかな」
と、山本リンダさんが創価学会の幹部であることをイジった内容が多く、中にはリンダさんと信仰に嫌な感情を持った書き込みもありました。
また、”極秘で参院選対策を練る幹部会などに出ていたのではないか”、”走り去ったのは露見してはマズい会合に参加したからだ”との酷い憶測も出ていました。
事故から5年後の2024年には交通事故防止を訴えるイベントに参加。
警視庁・四谷警察署の一日署長を務め、「赤信号も一時停止も止まってくれないと、リンダこまっちゃう」と交通安全を呼びかけ、過去の噂を1ミリも気にしてない様子で、さすがの心臓の強さを見せていました。












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