桑原彰さんといえば、2001年〜2024年までRADWIMPSで23年間ギタリストを務めた方です。
バンド創立当初からのメンバーで、バンドの顔である野田洋次郎さんと同級生であります。
桑原彰さんの脱退はかなりの衝撃でしたが、活動を追っているファンからすればずっと前から脱退の予兆はあったそうです。
今日は桑原彰さんがRADWIMPSを脱退した理由について書いてみたいと思います。
桑原彰と野田洋次郎の不仲。不倫騒動で「ダサい」、古着の副業を「嫌だな」、ガーシーとの対立。
桑原彰さんの脱退の理由について、一番多く言われているのがボーカル・野田洋次郎さんとの不仲です。
2025年10月に桑原彰さんの脱退が発表されると、ベースの武田さんが長文で丁寧な声明を出した一方で野田洋次郎さんは、
「15歳から一緒に音楽を鳴らすことができて、心から感謝です。これからの桑原の人生もずっと応援しています。」
と、僅か3行の挨拶。
23年間一緒にやってきたメンバーへの別れの言葉としては違和感しかありませんでした。
ファンらが桑原彰さんと野田洋次郎さんの関係性が怪しいと感じ始めたのは、2021年9月に桑原彰さんがモデル・多屋来夢さんと不倫騒動を起こした頃からです。

不倫報道が出てすぐに桑原さんの活動休止がアナウンスされると共に野田洋次郎さんは武田さんと連名で、
「責任を果たすべき相手は奥さんと子供であり、そこをクリアにし、家族が納得する結論を導きだせるのであれば、あとは外の人がそれ以上口を出すべきことではないと感じます。
ただ、再三に渡って奥さんに『もう会わない』と伝えながら会っていたこと、メンバー間でも実際そういった不倫行為などがないか幾度か会話もしてきた経緯があり、その都度彼は『ない』と断言していた中での今回の報道に、僕たち自身が深く傷ついています。
こんな中途半端でダサいことをするやつだったのか、と。
また、目の前で何度も泣いて謝ってきたことに非常に違和感を覚えました。
一年以上にも及ぶ関係、一時の気の迷いといったものではなく、確信的にそういった関係を続けてきた中で、バレた瞬間に泣いて詫びるその姿にです。
これからどんなふうに桑原と一緒に音楽を鳴らせばいいのか、現状イメージが湧いてきません」
と、突き放した言葉で痛烈に桑原さんを批判していたのです。
ガーシーの暗躍で桑原彰と野田洋次郎の派閥違いが浮き彫り?
また、その後には桑原さんと仲良しだったガーシーさんとの関係からも野田洋次郎さんとの不仲が見えました。
ガーシーさんは動画の中で、「よくもあんなことが言えるわ(桑原の不倫騒動の際)」と、野田洋次郎さんに対して否定的な言動を見せていました。
過去にガーシーさんと野田洋次郎さんの間にも揉め事が起き、その後に仲直り、しかし再び揉めて嫌いになったとか。
一時期は、野田洋次郎さんの女性関係の暴露をチラつかせていました。(結局、暴露はされず)
さらに、桑原彰さんが活動休止中の2022年6月に東京ドームで行われた武尊vs天心の試合では、ガーシー派閥が武尊側に座り、野田洋次郎派閥が天心側に座るような構図でした。
武尊側に桑原彰さん、天心側に野田洋次郎さんと、同じRADWIMPSで違う人を応援してるのは違和感ありました。※ましては桑原彰氏は活動休止中
天心選手は勝利を収めると、リングから降りて早々に野田洋次郎さんと熱い抱擁。
桑原&ガーシーvs野田洋次郎のような派閥割れがあったかのような印象でありました。
しかし、ガーシーの友人のTAKAさんと野田洋次郎さんは昔から仲良し、また、桑原さんが一緒にお店をやっていた俳優・佐藤健さんも野田洋次郎さんも仲良しと、共通の友人らは仲良しです。
あくまでガーシー&桑原さんを中心に野田洋次郎さんと仲違いしていた状況が伺えました。
アジアツアーでは転売目的でTシャツを買い込む桑原に苦言を呈していた
2022年から桑原彰さんはRADWIMPSの活動に復帰。
RADWIMPSでは2024年の4月からはアジアツアーを決行。
このアジアツアーの際に、野田洋次郎さんは桑原彰さんのある行動に苦言を呈していました。
それは、ツアーで訪れたタイにて、桑原彰さんが現地でヴィンテージTシャツを100枚ほど購入していたこと。
空港でTシャツをパンパンに詰め込んだ荷物を抱える桑原さんの姿に野田洋次郎さんは違和感を覚えたそう。
野田洋次郎さんは桑原さんに「値段がどんどん上がっていくから」と言われたとし、転売目的だと知り「同じメンバーとして、なんか嫌だなぁ」「価格高騰の一括はこういうところにあるんだな」とSNSから苦言を呈しました。
そして、「お気に入りの1枚を大切にしてください」「『高くなる』からではなく『好きだから』買うものであって欲しい」とまで話し、多くのユーザーから共感を得るなど、遠回しに桑原さんのサイドビジネスに対してネガティブな印象付けがされました。
ちなみに桑原彰さんは脱退した10月17日同日にヴィンテージTシャツの販売アカウントを開設しており、「古着で金儲けするためにバンドを捨てたのでは?」と揶揄されました。
脱退後の桑原さんのインタビューでは、決してヴィンテージブームに乗っかってTシャツを買い集めたわけではなく、元々昔から好きなバンドなどのTシャツを集めるのが好きで、趣味の延長でビジネスにしてみただけのことです。
桑原さんは20代の頃から数百万もするヴィンテージギターを愛器に据えるなど、マニアの間では「若いのに趣味が良い」と、ヴィンテージにお金を掛ける趣味は知られていました。
すぐにショップを開設して批判を浴びていることに対しては、
「僕の事は転売ヤーでも不倫ゴリラとか何と言っても構わないですが 古着屋さんの事は悪く言わないでほしいです! 古着屋の皆様はみんな仕入れの時は朝から晩まで古着の山から自分で選んでものすごい遠いところまで行って仕入れてかなりの労力を使っています! 僕は立派な職業だと思います!」
「バンドをやめることは、だいぶ前から決まっていたんです。ショップについても脱退が決まったあとに事務所に『こういうことをやるつもりです』と報告していて、9月には古物商の免許を取ったりと、準備を進めていました」
と反論していました。
バンドの脱退など、タイミングを狙ったなどという説も否定しています。
あくまで純粋にヴィンテージを愛する気持ちから始めたもので、そこに邪心はなく古着屋に対して敬意を持ってその世界に飛び込んだとのことです。
現在ではアメリカの美術大でファッションを学び、ブランドを立ち上げた経験のある妹にサイト写真の撮影や梱包や発送など手伝ってもらうなど、周囲の協力の元で一生懸命に取り組んでるそうです。
これらのことから、野田洋次郎さんから趣味趣向や将来の希望についての理解を得られず、在籍時からのドライな関係性が浮き彫りになりました。
ただ、過去に桑原さんが飲食をやっていた頃に、RADWIMPSのフード物販に桑原プロデュースの「くわバーガー」が販売されたことがありました。
野田洋次郎さんは頭ごなしに全否定するほど難しい人ではないのです。
古着の一件は、あくまで2人のコミニュケーション事故だっただけとも受け取れます。
桑原彰はRADWIMPSのギャラの安さや風通りの悪さを嫌がっていた
桑原彰さんといえば、RADWIMPSが結成された2001年から在籍する創始期の完全オリジナルメンバーです。
高校時代は自分の学校の授業に他校の野田洋次郎さんがこっそり忍び込んだりと、普通の友達同士であり、RADWIMPSでメシを食うと高校を中退するなどバンド愛に溢れていました。
しかし、メジャーになって以降は、脚光を浴びるのは野田洋次郎さんばかりで、いつの間にかメインライターである野田洋次郎さん中心のバンドとなりました。
桑原彰さんはRADWIMPSを脱退した後に、自分や武田さん(ベース)の境遇の悪さや、事務所の風通しの悪さについて愚痴っていました。
桑原彰が語ったRADWIMPSや個人事務所「ボクチン」の酷い境遇
桑原彰さんは2024年10月にRADWIMPSを脱退して以降、バンドの不満や裏側などをSNSに投稿していました。
主に投稿された内容↓
- RADWIMPSの2024年のアリーナツアーのギャラは下手すればパチンコで稼げる程度
- お願いや相談が通りにくく個人事務所なのに風通しが悪い
- 活動の情報が伝わっていないことが多々あり、野田洋次郎だけ知ってるということが何度かあった。
- 野田洋次郎さんからのキツい言葉から免疫がつき、並大抵の誹謗中傷は効かなくなった
- 野田洋次郎は過大評価されている
- ギターとドラムとベースは最高なので歌無しも出すべき
- この世で一番嫌いなバンド
- コロナ禍前に予定されていたドームツアーはチケットが売れてなくコロナに助けられた
- 2024年のワールドツアーはチケットが余ってる国がいくつかあった
- 周年で写真を使用したいという連絡が来ると中身を見ないで適当に答えた
おそらく、今後もたくさんの愚痴や暴露がされることでしょう。
特に2025年の1月から3月にかけてはRAD関連の愚痴が連投されており、ネットニュースにまでなっていました。
事実の裏付けがされていませんが、野田洋次郎さんと他メンバーの待遇の違いに対する不満も、バンド脱退の理由になったと思われせます。













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