King Gnuのボーカル・井口理さん。
ギターの常田大希さんと共に長野県伊那市出身として知られています。
2人ともに家族兄弟も素晴らしいとして話題になったことがあります。
今日は井口理さんの家族と兄弟について書いてみたいと思います。
井口理の家族構成。実家は農家でも実は芸術一家
井口理さんの長野県伊那市の実家は米を育てる農家です。
以前に実家トイレの便器の蓋を開けるとスクリューで土が回っていて、肥料に使用していた話や、トレンドになる前からソーラー発電に目をつけて導入していた話をしていました。
家族構成は両親に姉1人、兄2人で井口理さんは4人兄弟の末っ子です。
両親は音楽が好きで出会い、後に音楽好きの子供に恵まれるという素敵な一家です。
歌が好きな両親なんですよ。この間、やっと馴れ初めを聞いたんですけど。父親と母親はいま70歳と65歳なんですけど、当時フォーク世代でニューミュージックが流行っていて。田舎にもフォーク連合というコミュニティーがあって、その歌の場で出会ったらしいんですよ。音楽が本業ではなかったんですけど、歌が好きなふたりですよね。
父親がフォークソングのコミニュティに入っていたなんて、いかにもな感じです。
父・名前不明 | 農家 |
母・純代(すみよ) | 音楽講師。活動家。農家。 |
長女・麻子 | 10歳年上。二児の母。元吹奏楽部(トランペット)。子供の頃は劇団に所属。 |
長男・名前不明 | 元俳優志望。子供の頃は劇団に所属。 |
次男・達(とおる) | ドイツ滞在の声楽家 |
三男・理(さとる) | King Gnuのボーカル |
家族全員が人前に出るのが好きな根明。長女は元トランペット奏者で長男は俳優志望
理さん兄弟の一番上は長女・麻子さんで、11個年上です。
姉は吹奏楽部に所属をしていて、トランペットを演奏していたそうです。
現在では結婚して2人の子供の母親で、井口理さんは2人の甥っ子から手紙をもらったりメロメロです。
父と姉のツーショットの写真がありましたが、井口理さんの姉はかなりの美人さんです。
ちなみに姉・麻子さんと母・純代さんは2人揃ってKing Gnuでは新井和輝さんが好きでファンだそうです。
現在の姉は音楽の仕事をしてるわけではないですが、今でも音楽は好きなようです。
長男は幼少期から地元の劇団に所属し、一時期は本格的に俳優を目指していたそうです。
努力している姿を見てきたのは大きかったですね。ああ、こうやって自分も続けていけたらいいなって理想像だったんで。
長男の一生懸命に夢を追いかけてる姿に影響を受けてるそうです。
現在の井口理さんが俳優の仕事も見事にこなすのも、演技を勉強していた兄の姿があったからかも知れませんね!
井口理の母親・井口純代は長野県議会議員の選挙に出馬の過去
井口理さんの母親である井口純代さんは、地元ではカリスマ的な人物として知られています。
母・純代さんの仕事は音楽講師で理さん曰く習字の先生でもあようです。
その他にも地元のために多方面に活躍。
市町村合併の意向調査を求める市民の会の代表や、伊那市の環境審議会委員、その後はごみ問題について考える「ごみゼロの会」の事務局を務めました。
また、生活クラブ生協の組合員として環境や食の安全に関する活動にも取り組むなどもしていました。
驚きなのは2007年に長野県議会議員の選挙に出馬したということです。
母・純代さんが2007年3月の県議選伊那市区(定数2)で立候補すると、地元の新聞でも写真付きの記事で報じられました。
出馬を決めた当時、
「今まで培ってきた人と人とのネットワークをもっと広げ、県政で身を粉にして働きたい」
行政には変えねばならないことが山積み。まずは自分が県会で勉強して一生懸命やりたい」
と、力強い発言をされていました。
結果は落選となりましたが、多くの支持者に支えられ善戦したようです。
ちなみに実家は農家ということで、井口理さんが田植え仕事をする母の姿をインスタにアップしたこともあります。
4人の子供を育て、地域の活動に、音楽講師、そして農家となんでもできるスーパーウーマンです。
井口理は母親の出馬で友達に揶揄われる?現在では常田大希にお米を贈る
井口理さんの母親はとても面白い方として認知されています。
令和の年号が発表される前に母から「鎮保」(読み方は想像に任せます)を予想するLINEが届いた逸話があるなど、ユーモラスな一面もあるようです。
子供の頃は立候補したことで、同級生や周囲の人から色々言われたこともあったそうですが、それも今では良い思い出だそうです。
母が県議選に立候補をしたという話をした直後、選挙ポスターを探り当てた人がいて、『これですよね』って。青空を背景に(自分の)母親が笑っている選挙ポスターが流出していました。でも、しょうがないですよね。人目にさらされているんですから、自分から(笑)
現在では息子が所属するバンドのリーダーの常田大希さんにお米を贈るという、対人関係の構築に貢献してます。
ラジオなどで井口理さんや他メンバーが語る母親の話は人気なので、ファンからも愛され、総じて素晴らしい方であります。
兄貴の井口達。筑波大学から東京藝大の大学院に進み現在はドイツ在中
時より、井口理さんのSNSで言及される兄貴の達さん。
兄の井口達さんはドイツに住んでおり、SNSで井口理さんが「兄に会いにドイツに」と投稿すると「兄は何者なの?」と話題になりました。
実は井口理さんの兄・達さんも声楽をやっており、同じく東京藝術大学音楽学部声楽科に進学&卒業、さらにドイツの名門・ヴュルツブルク音楽大学に留学し学位を習得。
弟に負けじとドイツでハイスペックな音楽道を歩んでる方なのです。
名前 | 井口達(読み:「とおる」) |
出身地 | 長野県伊那市 |
職業 | 声楽家。バリトン。 |
出身大学 | 筑波大学→東京藝術大学音楽学部声楽科 |
大学院 | 東京藝術大学大学院(2012年3月に修士課程を修了) |
留学 | ヴュルツブルク音楽大学(語科および楽理科にて学位取得) |
兄・井口達の仕事は声楽家でバリトン。兄弟でそっくりな華麗な経歴
井口理さんの兄・達さんは2012年からドイツに住んでいるようで、現在はドイツのドレスデンに住んでいます。
ドイツに移住するまでの経歴を追っていくと、兄弟で似た経歴を歩み、音楽家としては弟ばりにハイスペックであることが発覚しています。
兄・達さんの出身中学は弟と同じ伊那市立東部中学校で、部活も弟と同じ合唱部所属でした。
高校は伊那北高校に進学し、その後に名門・筑波大学へ進学しています。
しかし、兄は声楽の道に進みたくて東京藝術大学へ再入学。
同大学は井口理さんと一浪して声楽科に入学しているので、ここまでの経歴まで同じです。
東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業後は東京藝大の大学院へ進み2012年3月に修士課程を修了しています。
その後、兄・達さんはドイツのヴュルツブルク音楽大学へ留学。
プロフィールに「2014-15年野村文化財団奨学生」と書かれているので、優秀な方として同大学に送り出されたようです。
2019年4月に卒業し、ドイツ語科および楽理科にて学位取得し、ドイツ語も堪能となりました。
卒業後は声楽科として活躍されており、本人のSNSやブログには多くの告知が貼られています。
ちなみに兄にはドイツ人の彼女がいるようです。(まだ結婚はされていないようです※2024年)
2015年に大学生だった井口理と兄が共演!
素晴らしい音楽家の兄貴を持つ井口理さんですが、実は2015年の大学生当時に地元で兄と共演したことがありました。
この時期は兄・達さんはドイツに渡っており、理さんは東京藝大3年生でした。
地元の新聞で取り上げられるなど、実はブイレク前から知る人ぞ知る天才兄弟だったようです。
母親も音楽講師とのことなので、実は常田大希さんの実家と同じく長野県伊那市のエリート音楽一家だったということです。