マーティフリードマンの凄さ。メガデス時代の逸話と海外の反応

洋楽90年代
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世界屈指のギタリストとして知られる元メガデスのマーティ・フリードマン

伝説のメタルバンド「メガデス」の黄金期を支えた名ギタリストでありながら、日本へ移住して音楽や文化の架け橋としても活躍を続けています。

卓越したテクニックだけでなく、感情豊かなメロディセンスや唯一無二のプレイスタイルは、世界中のギタリストから絶大な支持を集めています。

今日はマーティ・フリードマンの凄さ、メガデス時代の知られざる逸話、海外ファンや著名ギタリストから寄せられる評価・反応までをわかりやすく紹介します。



マーティ・フリードマンの凄いところ。メタルに豊かな感情を持ち込んだ男

マーティ・フリードマンは、これまでに「史上最高のメタル・ギタリストの一人」として世界中のギタリストから高く評価されています。

特にメガデス時代(1990〜2000年)の活躍は、国内外から”スラッシュメタルの歴史を変えた”と言われるほどです。

彼のギターの最大の魅力は、「一音でマーティだと分かる」と言われる個性的な演奏です。

特徴として、

  • 歌うようなメロディ
  • ロックに縛られない独特の音階
  • 美しいビブラート
  • 予測できないフレーズ
  • 超高速なのにメロディが印象に残るソロ

などがあります。

速弾きを得意とするテクニック重視のギタリストは数多く存在しますが、マーティはフィーリングを乗せ、そこに多彩な感情を表現することができるのです。

マーティは 名ソロを数多く生み出した

マーティの醍醐味の1つとも言われているのが「歌えるギターソロ」。
特にソロが評価されているのは、
  • Tornado of Souls
  • Hangar 18
  • Lucretia
  • Symphony of Destruction
  • Holy Wars… The Punishment Due

などです。

特に「Tornado of Souls」のギターソロは、ロック史上最高クラスのソロとして頻繁に名前が挙がります。

マーティの生んだフレーズはコピーが難しい

マーティのフレーズは速いだけでなく、超絶技巧でコピーが難しいと言われています。

コピーが難しい理由は、

  • 強弱が繊細な独特なピッキング
  • 癖のあるチョーキング
  • リズムの揺れ
  • 独自のビブラート

など、より細かい条件が必要なためであります。

王道のロックギタリストではエアロスミスのジョー・ペリーなども「同じように弾けない」と言われますが、速弾きがメインのメタルの世界で言われる人は稀であります。

普通のメタルのギタリストと感性が違いすぎる。演歌やJ-POPから影響を受ける

メタル界でマーティのメロディセンスが際立つ理由として、他のメタルギタリストとの感性が違いすぎることも理由としてあります。

普通のメタルギタリストは、大抵は同ジャンルか、もしくはクラシックやジャズを参考に制作します。

しかしマーティはアメリカで活動していた20代の頃から通信教育などで日本語を勉強し、日本の音楽に慣れ親しみました。

本人は主に日本の、美空ひばりや八代亜紀などの演歌、流行の歌謡曲やJ-POPを好んで聴き、メロディへのアイディアにしていました。

日本語の中にある繊細な表現から影響を受けたことで、他のメタルギタリストにはない細かい感情の表現に取り組むようになったのです。

メガデス黄金期を支えたマーティ・フリードマンの逸話

彼の音楽家としての一番の偉業はメガデスに命を吹き込んだことです。

マーティ・フリードマンが1990年にメガデスへ加入すると、バンドは黄金時代を迎えました。

マーティが関わったメガデスの代表作は以下の通りです。

アルバム 評価
Rust in Peace メタル史上最高傑作の一つ
Countdown to Extinction 全米2位・世界的大ヒット
Youthanasia 商業的にも成功
Cryptic Writings 幅広い人気を獲得

特に『Rust in Peace』は「史上最高のスラッシュメタル・アルバム」の一枚として現在でも高く評価されています。

メガデス加入当初のマーティ・フリードマン

マーティ・フリードマンは1990年から2000年までメガデスに在籍し、バンドの黄金期を支えました。

メガデス加入時、デイヴ・ムステインはマーティの演奏力を評価しましたが、「奇抜な髪型」が気になり、最初は採用をためらったそう。

しかし、オーディションで難曲「Wake Up Dead」のギターソロを完璧に弾き切る姿を見て、その実力に圧倒され採用を決断。

ムステインは後年、マーティの採用について「見た目ではなく才能を信じて正解だった」と振り返っています。

マーティ加入後の1990年のアルバム『Rust in Peace』は、スラッシュメタル史に残る傑作となりました。

「Hangar 18」では、デイヴ・ムステインとマーティが次々とギターソロを掛け合う構成がインパクトを残し、全11本ものソロが収録されています。

また、「Tornado of Souls」のマーティのギターソロは、メタル史上最高級のソロとも言われ、速いだけでなく、美しいメロディや独特のフレージングが「コピーはできても、マーティと同じ再現は難しい」と言われています。

このアルバムからメガデスは「四天王(Big Four)」の中でも演奏技術の高さはNo. 1とも言われ、それは主にマーティが加入した恩恵でありました。

マーティがメガデスを脱退した理由。復帰疑惑も本人は「もう戻りたくない」

マーティが加入した後のメガデスはヒットを連発し、ライブの演奏力もずば抜けて上手く、多くのメタルファンから支持されました。

レコーディングにツアーに大忙しで、まさに黄金期。

マーティはメガデス時代について、

「メンバーとは24時間一緒にいて、家族以上に濃い時間を過ごした」

と振り返っています。

しかし、1999年発売の『Risk』から、メガデスは商業的なサウンドへ舵を切りました。

当初のマーティは商業的なサウンドへの切り替えに前向きでしたが、制作過程では方向性を巡って葛藤

また、自身が録音したギターソロの一部が本人に知らせないまま差し替えられたこともあり、これが脱退を決意する一因になったとされています。

以降、マーティはメガデスを脱退。

脱退後にマーティは、

「メガデスで過ごした時間は素晴らしかった。メンバーも音楽もファンも大好きだった」

と語っており、脱退後も元メンバーとの交友を続けました。

一方で、「もう一度戻りたいとは思わない」とも話しており、2004年にデイヴ・ムステインがレコーディングにマーティを呼ぼうとするも辞退。

現在の日本でのソロ活動に満足していると明かしています。

それでも2023年にメガデスの東京・日本武道館公演で約23年ぶりにゲスト参加し「Tornado of Souls」などを演奏するなど、頑なにメガデスを遠ざけているわけではないようです。

マーティ・フリードマンの海外からの評価

国内の活動から日本の音楽ファンの間で有名なマーティ・フリードマン。

日本人からの評価が高いのは言うまでもないですが、気になるのは海外からの評価です。

実はマーティは海外でも「メタル界を代表する個性派ギタリスト」として非常に高く評価されています。

アメリカ時代は権威あるギター雑誌の表紙を飾るなど、知名度もカリスマ性も申し分ないです。

海外の音楽ファンはSNSや動画サイトのコメント欄にて、速弾きの技術だけでなく、メロディセンスや独創的なフレージングが魅力的であり、実力派ギタリストの1人として評価しています。

海外のプロギタリストの中にもマーティに影響を受け尊敬してる人が多数いる

マーティが海外からの高く評価されている証拠の1つとして、

  • ジェイソン・ベッカー
  • ジョン・ペトルーシ
  • アレキシ・ライホ
  • キコ・ルーレイロ

など、多くの海外のギタリストがマーティのプレイヤメロディセンスから影響を受けていると発言していることです。

ただ、なぜ音楽活動の拠点を日本しているのか?という点で納得いっていない声も上がっています。

メガデスで天下を獲ったのだから、アメリカの別のバンドでも再び頂点を獲るべきと考えてるファンが多いのです。

マーティの日本の活動は日本の音楽ファンからすると嬉しいことですが、やはり海外の生粋のメタルファンからすると、あまり面白い気分ではないようです

そのような発言があるということも加味すると、やはりマーティは海外からも高く評価を受ける正真正銘のロックスターであると言えます。

まとめ

  • マーティ・フリードマンは、卓越したテクニックと感情豊かなメロディセンスを兼ね備えた、世界を代表するギタリスト。
  • メガデスでは黄金期を支え、『Rust in Peace』をはじめとする名盤で数々の伝説的なギターソロを残し、バンドの成功に大きく貢献。
  • 演歌や日本の歌謡曲からも影響を受けた独自の音楽性は海外でも高く評価され、「唯一無二のギタリスト」として多くのミュージシャンから尊敬を集めている。
  • 日本を拠点に音楽活動を続け、テレビ出演やJ-POPアーティストとの共演など、新たな分野でも活躍の場を広げた。
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