帰国子女・野田郎次郎の英語力。4年間アメリカで過ごし帰国後に虐めを経験

RADWIMPSのボーカリストの野田洋次郎さんといえば、英語が堪能で有名です。

幼少期に長くアメリカで過ごしていた時期があり、帰国子女なのです。

バンド活動では英語力が注目されることも多いです。

今日は、帰国子女である野田洋次郎さんの英語力と、帰国子女として苦労したことについて書いてみたいと思います。

野田洋次郎は父親の仕事の影響で6~10歳をアメリカで過ごす

野田洋次郎さんの生まれは日本・東京都です。

幼稚園の卒業2ヶ月前まで日本で育ち、その後に父親の仕事の都合でアメリカ・テネシー州ナッシュビルに引っ越しました。

ナッシュビルで2年間を過ごした後、今後はロサンゼルスに引っ越し2年過ごしました

0歳〜6歳 日本で生まれ育つ
6歳〜8歳 アメリカ移住(ナッシュビル)
8歳〜10歳 ロサンゼルスに引っ越し

 

10歳〜 日本に帰国

つまり、幼少期の終わりから少年期の真ん中までの4年間をアメリカで過ごしたということです。

アメリカにいた頃の野田洋次郎さんは家族の影響でジャズやクラシックが身近にあり、父にレイチャールズのライブに連れて行ってもらったこともあったそうです。

ただ、当時のアメリカの音楽を聴いてもも、歌詞の中身まで解読して聴いておらず、その後に作詞への影響はほぼなかったそうです。

ロサンゼルスにいた頃は、学校から帰って友達とバスケをして、プールに入って遊んでという、”普通のアメリカの子供”という生活を送っていたようです。

当時のロサンゼルスの学校には日本人の子供もたくさんいましたが、野田洋次郎さんは現地の白人やらとばかり遊び、そのことを面白いと思わない連中から殴られたり無視をされるという経験もしています。

日本の学校に突然編入し再び虐められる。帰国子女を揶揄われる

野田洋次郎さんは10歳の時に日本に帰国し、東京都世田谷区立桜丘小学校に転入しました。

日本の学校では帰国子女だったということで「英語を話せ」と言われたり、無視をされるなど虐められていたのです。

当時、野田洋次郎さんはランドセルで学校に通っておらず、友人らの中でも浮いた存在だったそう。

転校して半年が過ぎた頃にいじめっ子に反撃を開始し、その頃にちょうど身長が伸び始めていたことから、イジメはピタッと無くなったそう。

2019年頃には虐められている子供達に向けて「今とは違う未来はくる。逃げて、叫んで、泣いていい。君が操縦席に座る『君』を守ってほしい」とメッセージを出し話題となりました。

RADWIMPSで売れ出した頃、”帰国子女”というスペックが話題になりチヤホヤされていましたが、野田洋次郎さん本人は複雑だったことでしょう。

父親との関係も長く悪かったそうですが、6歳の頃に父親の都合でアメリカに行ったことで嫌なことをたくさん経験したことも、父と壁ができる要因になっていたのかもしれません。

野田洋次郎の英語力はネイティブも絶賛のレベル!

子供の頃に6歳から10歳までの4年間をアメリカで過ごした野田洋次郎さん。

英語の発音の良さは流石の帰国子女で、デビュー当時から「遂にネイティブに対応できる邦バンドが生まれた」と騒がれました。

「君の名は」が大ヒットすると、劇中に使用された楽曲を中心に英語版が作られ世界に向けて発信されました。

野田洋次郎さんの歌う英語版の「前前前世」や「スパークル」は現地のユーザーからも発音が絶賛されていました。

また、YouTubeチャンネルで日本の著名人が話す英語を解析するコンテンツでも、野田洋次郎さんの英語力は高評価を連発しています。(※ギターの桑原氏の英語力は酷評されています)

英語圏でのライブでも英語で難なくMCをこなし、現地のオーディエンスと対応にやり取りをしています。

日本でも洋楽の前座(coldpray)や、洋楽が出るフェスなど、会場に海外の方が多くいるステージでちょっとだけ英語のMCをしたことがあり、その際には「Wow」と驚きの歓声が上がっていました。

野田洋次郎の英語力はほぼ学生時代の勉強?実は帰国子女の恩恵が薄い?

ネイティブに聞かせてもバッチリな英語力を誇る野田洋次郎さん。

現地に住んで英語力を身に付けたと思われていますが、本人の話を聞いてるとその影響は小さいようです。

野田洋次郎さん本人曰く、現在の自分の英語力のほとんどが、学生になって猛勉強した際に身に付いたとのことです。

15歳でRADWIMPSを結成し、インディーズで順調に活動しながらも、受験シーズンにはバンドを停止してまで受験勉強に励みました。

受験した慶應の志望の学科は英語力が重要だったということで、その頃に英語を一生懸命に勉強したと思われます。

それでも、多感な子供時代にネイティブの英語を聞いたりしていたので、英語に対応する耳はある程度は出来上がっており、帰国子女の利点はあったことでしょう。

ネイティブの発音は現地の人と関わらないと特徴を盗めないので、現在の英語力に全く影響がないわけではなさそうです。

しかし、本人の感覚としては帰国子女の恩恵は少ないとのことです。

ワンオクのTAKAと英語力を比較されることが多い

RADWIMPSのライバルとして、世代がほぼ同じONE OK ROCKの名前が上がります。

この2つのバンドで似ている点は、ボーカルのTAKAさんと野田洋次郎さんの特徴が似ているところです。

2人とも、声が高く美しく、そして聴き取りやすいという特徴があります。

さらには、TAKAさんも野田洋次郎さんも英語の発音が綺麗で、英語圏でもファンを獲得しているという共通点があります。

今でもネット上で、2人の英語のどちらが凄いかなどの話題が書き込まれています。

帰国子女の野田洋次郎さんの自力が上だと見る人もいれば、リアルタイムでアメリカで生活してるTAKAさんの方が上だと見る人もいます。

結局、どちらの英語が凄いかは分かりませんが、生活や活動の比重が北米に偏ってるTAKAさんの方がが、今後も成長する可能性があります。

まとめ

RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎さんは6歳から10歳までの4年間アメリカに住んでいた。

ネイティブにも通用するぐらいに英語力が高いが、本人は帰国子女よりも学生時代の猛勉強の恩恵だと自負してる。

同世代のONE OK ROCKのボーカル・TAKAさんも英語力が高く、野田洋次郎さんと比較されることが多い。

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