エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次さんといえば、破天荒なキャラクターで知られます。
現在では比較的に丸くなった宮本浩次さんですが、若い頃は何度も公でブチギレしてる様子を晒しています。
ブチ切れする相手がファンの時もあればメンバーやスタッフであることもあり、共演者であることもありました。
宮本浩次さんの若い頃の有名なブチギレエピソードをまとめてみます。
若い頃のライブではファンに暴言、”拍手禁止令”、アンコールしない
宮本浩次さんは1988年にエレファントカシマシのボーカルとしてメジャーデビュー。
しかし、デビューから7年後にレコード会社から契約解消。
その原因の1つとなっているのが、宮本さんの荒っぽい振る舞いです。

尖っていた時代はHOUND DOGの大友康平さんに「サインして」とHOUND DOGのシャツを渡されると、ペンでロゴを消して”ばか”と書いて火をつけて返しHOUND DOGメンバーを激怒させたこともありました。※宮本は後に大友に謝罪
渋谷エッグマンのライブでは曲終わりごとに拍手されることに「この曲に拍手は違う」と感じ、「拍手すんじゃねえ」とキツイ言い方で”拍手禁止令”。
”正座して聴け”と立ち上がることを禁止したこともありました。

客席からの野次に対して「バ⚪︎野郎!」とブチギレすることは当たり前。
常に不機嫌そう、観客に乗り掛かりながらの歌唱、アンコールを行わないなど、とても平成のバンドとは思えない振る舞いをしていました。
レコード会社からの「売れる曲を書け」という要求に葛藤し、1994年の契約末期の作品には怒りや閉塞感が色濃く反映され、曲そのものがブチギレしてる印象でした。
ライブ中にドラム・冨永義之のズレにキレてマイクを投げつける
宮本さんはライブ中にメンバーの演奏が自分のイメージと違った際に感情を爆発させることです。
90年代の頃はドラムやギターのタイミングがずれたと感じると曲を止めて演奏をやり直したり、ステージ上でメンバーに大声で指示を出す場面も頻繁に見られました。
有名なのはエレファントカシマシの「LiveHouseTour2002」での出来事。※当時の宮本は36歳
『ファイティングマン』の演奏中に宮本さんが突然、ドラムの富永さんのほうに向かってマイクを投げつけ。

会場は静まり返り、メンバーも演奏を中断、そして宮本浩次さんは「ファイティングマン」の歌詞を変えて、
「あなたの力が必要です!あなたのドラムが必要です!ドラムはあなたしかいません、ボーカルもわたししかいません!」
「おまえの力が必要だ!!」
と半ギレで叫ぶアドリブ。
その日のドラムのヨレが激しいことへの怒りの表現でありました。
メンバーも「宮本は音楽に対して真剣だから」と理解しており、ドラムの冨永さんも現在までに宮本さんを「天才」と大絶賛しています。
この危ないバランスで成り立ってる部分もエレカシの魅力の1つとされています。
レコーディンやライブでメンバーやスタッフにブチギレ
宮本さんは音へのこだわりが強く、若い頃はスタッフやメンバーに強い物言いをすることもありました。

2003年のドキュメンタリー「扉の向こう」では、レコーディング中にメンバーに対して「うるせえ!」と音を下げるようにキレ気味に指示するシーンが映し出されていました。
ライブ中に””モニターの返しが悪い”、”ギターの音が小さい”など音響トラブルがあると、PAスタッフへ身振り手振りで強く抗議することは日常茶飯事。
現在でも音へのこだわりの姿勢は強いですが、横目で舞台袖の方を見て手や指を上げ下げするジェスチャーをする程度で、昔ほど激しくはないようです。
メディアでの無愛想な対応。ラジオMCにブチギレし大炎上
宮本さんは1990年代のメディア出演では、
- インタビューにほとんど答えない
- 無表情
- 司会者と会話が噛み合わない
といった様子から「怒っている?」と受け取られることが多々ありました。※本人は後年、「テレビが苦手だった」「緊張していただけ」と振り返っています。
有名なのは2009年4月18日に出演したTOKYO FMの生放送番組『TOYOTA SOUND IN MY LIFE』にゲスト出演した際のブチギレ。

当時リリースされたばかりだったエレカシのアルバム『昇れる太陽』について、女性ラジオDJの鈴木万由香さんが、
「今回のアルバムはメインディッシュばかりのフルコースで、食べにくいと感じた」
「でも、実際飲み込んでみると『こんなに美味しいもんないや』っていう…」
とコメント。

転送元:X
この鈴木さんの「食べにくい」とのコメントに対して宮本さんは、
「人の前で『食べにくい』っていましたよ、この人。失礼なやつだ、こいつは」
と笑いながら返し、その後に「食うな」とキレ気味。

転送元:YouTube
鈴木さんが「食いましたもう」と返すと、宮本さんは「ゲロで吐け」と食いつき、鈴木さんは「それはちょっともったいないので」と一歩引きます。
鈴木さんが「宮本さん? 今遠くに行ってました?」と呼びかけると、宮本さんは「遠くっていうか。まあ、悪気がねぇのはわかってるよ……」とセーブ。
ここでトーンダウンしたかと思われましたが、その後に鈴木さんが、
「ケンカ売られてます?今?」
と宮本さんの苛立ちに乗っかってしまい、ここでついに宮本さんが、
「ケンカじゃねぇだろ。おめぇが売ってんだこのバカ。気をつけろドアホ」
とブチギレ。
これに鈴木さんは冷静になり「いえいえ…売ってないです…」と何とか収拾をつかせようとしますが、以降は重苦しい空気のまま収録が続きました。
この収録は瞬く間でネットの各所で触れられ大炎上。
2日後の4月20日には宮本さんが謝罪、4月21日には鈴木万由香さんが罪文をWEB上に掲載、すぐに一件落着となりました。

この様子は収録されていたために現在でも動画サイトで観覧できる状態にあり凄まじい再生数を記録。※このブチギレ動画で宮本さんのことを知ったという若者もいるほど
宮本さんが丸くなった現在もブチギレキャラに設定されているのは、間違いなくこの2009年のラジオの一幕が原因であります。
自分自身の売れ線を意識した曲にキレてウォークマンを叩きつける
一度は契約を打ち切られたエレカシですが、その後にメジャー再契約に漕ぎ着けると、以前と違って売れ線の楽曲も作るようになります。
しかし、宮本浩次さんは売れることを意識して作った曲に対して違和感があったそう。
1996年にリリースしたアルバム「ココロに花を」に収録された「かけだす男」。
宮本さんは同曲のミックス済みを新宿でウォークマンで聴きながら歩いてた時、「こんなの違う!」と、ウォークマンを地面に叩きつけてしまったのです。
当時はCMに起用された「悲しみの果て」がヒットするなど軌道に乗っていましたが、生活のために自分の理想とする音楽性を曲げていくという矛盾に葛藤を抱えていたそう。
売れ線を意識した単純で浅い仕上がりに思わずブチギレしてしまったと後に語っています。


















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