秦基博の名曲「ひまわりの約束」。歌詞に込められた隠れた意味

10年代前半
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秦基博さんの代表曲として知られる「ひまわりの約束」は2014年8月6日にリリースされた17枚目のシングルです。

映画「STAND BY ME 」(ドラえもん)の主題歌として書き下ろされ、大ヒットを記録しました

「ひまわりの約束」は何も考えずに黙って聞いてても素晴らしい楽曲ですが、歌詞に込められた意味や制作背景を知るともっと好きになります



「ひまわりの約束」の歌詞には”のび太”と”ドラえもん”にいつか訪れる”別れ”の意味も

「ひまわりの約束」の歌詞は大まかには、「大切な人への感謝と、変わらない絆」を歌った楽曲です。

2014年公開のS「TAND BY ME ドラえもん」の主題歌として書き下ろされ、映画の世界観に寄り添いながらも、恋愛・友情・家族愛など、あらゆる「大切な人との絆」を描いた普遍的な曲です。

ただ、歌詞を掘り返してみると、び太」と「ドラえもん」の特殊な関係と、いつが訪れるであろう別れの意味も入っていることがわかります。

映画では、ドラえもんとのび太は「いつか別れる運命」を知りながらも気丈に振る舞い、一緒に過ごす時間を大切に意識している姿があります。

「ひまわりの約束」では一緒に過ごした時間への感謝を強く訴え、”約束”というのは「ずっと一緒にいる」という約束ではなく、「離れても心はつながっている」という約束なのです。

「ひまわり」には”希望””明るさ”

秦さんは楽曲のタイトルに”ひまわり”を付け、ひまわりは同曲の象徴となっています。

秦基博自身は、「ひまわり」は子どもにも伝わる分かりやすい象徴として選んだと語っています。

ドラえもんと離れ離れになって暗くなってしまうのではなく、のび太の「未来へ向かって歩いていこう」という前向きな気持ちを表現したかったのです。

あくまで過去ではなく、未来に続く気持ちが大前提の楽曲なのです。

日常の優しい言葉だけで表現したシャイな日本人に合った歌詞

「ひまわりの約束」は卒業式や結婚式、お別れ会などで多く歌われる曲で、リリース以降はカラオケで常に上位に入っています。

何かのイベントにクローズアップしたような曲ではないですが、別れを伴うイベントであれば何にでも合うという万能的に使える曲です。

この曲が評価される背景には、秦基博さんの自然体でナチュラルなイメージと共に、歌詞に使われる”ワードセンスが親しみやすい”というものがあります。

「ひまわりの約束」の歌詞を全部読んでみると、過剰な表現や臭い言葉が1つもなく、一般人の日常会話の中にある優しい言葉のみで構成されていることが分かります。

シャイな日本人にとって、歌っていても恥ずかしくないというのは嬉しいポイントです。

また、聴いてても違和感を感じない、まるで”いつもの誰”に言ってもらっているような気持ちになれるのも最高ですよね。

「ひまわりの約束」の歌詞は直前に全て書き直されていた

秦基博さんは映画スタッフから依頼された時から、「ドラえもんだから子ども向けの曲」ではなく、「大人にとっても良い曲」を作ろうと制作を開始しました。

映画のストーリーを説明する歌ではなく、誰にでも当てはまる普遍的な歌を目指しましたが、これが相当に苦しかったそう。

秦基博さんは後年に出演したメディアで、「歌詞を悩みに悩んだ曲」と振り返り、同曲の歌詞制作が難航した裏話をされていました。

  • 締め切りを2回延ばしてもらう
  • 「本当の締め切り」を過ぎても完成しない
  • 徹夜で書き続ける

↑など、歌手人生の中でも最上位に壮絶な状況だったと回想しています。

完成直前に歌詞の全てを書き直していた

苦労の末にようやく完成しかけた「ひまわりの約束」の歌詞。

しかし、なんと完成直前に別の良いアイディアが生まれてしまい、全て書き直すことに。

連日徹夜で締め切りを伸ばしてもらいながら完成寸前まで辿り着いたにも関わらず、それを全て0にして手直ししたのです。

こうして完成したのが、現在までに受け継がれる「ひまわりの約束」だったのです。

 

 

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