AKB48の黄金時代の象徴とされる”初代神7”。
2009年から2011年(第1回〜第3回)まで総選挙でトップ7を争った、前田敦子、大島優子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、篠田麻里子、渡辺麻友の7人が初期の神7に該当します。
この神7は社会現象ともいえるAKBブームをけん引し、現在までのアイドル業界に多大な影響を与えました。
また、その裏ではわずかな票差での順位入れ替わり、センターを巡るライバル関係、感動のスピーチなど、あらゆるドラマがありました。
今日は初代神セブン7人の順位の時系列と、代表的な出来事、名勝負、卒業していった順番などについて整理してみたいと思います。
2009年〜2011年までの神7の順位変動一覧
一般的に”初代神7”と言われるメンバーは2009年の第1回から2011年の第3回までのメンバーです。
2011年で初代が区切られるは、前田敦子さんが2012年の第4回前に卒業を発表し不参加だったことが理由です。
| メンバー | 2009年 第1回 |
2010年 第2回 |
2011年 第3回 |
|---|---|---|---|
| 前田敦子 | 1位 | 2位 | 1位 |
| 大島優子 | 2位 | 1位 | 2位 |
| 篠田麻里子 | 3位 | 3位 | 4位 |
| 板野友美 | 7位 | 4位 | 8位 |
| 渡辺麻友 | 4位 | 5位 | 5位 |
| 高橋みなみ | 5位 | 6位 | 7位 |
| 小嶋陽菜 | 6位 | 7位 | 6位 |
- 最多で1位を獲得したのは3度の前田敦子
- 大島優子は1度だけ前田から1位を奪取
- 篠田麻里子は最年長ながら全てベスト5入り
- 渡辺麻友は最年少の正統派アイドルながらベスト3の壁に阻まれ続けた
- 板野友美は8位に転落し柏木由紀が3位に下剋上
- 高橋みなみはリーダーとして神7を死守し続けた
- 小嶋陽菜はマイペースながらも気付けばずっと神7
初代”神7”時代に起きたドラマと逸話
2009年の第1回総選挙から、前田敦子さんが卒業を発表した2012年の第4回までの間に起きた主な出来事を簡潔にまとめてみます。
世間では前田敦子さんと大島優子さんのライバル関係が話題になることが多かったですが、実はそれ以外にもさまざまなドラマがありました。
[第1回総選挙]アンチ前田コール事件
2009年から始まったAKB総選挙。
総選挙が始まる前から、前田敦子さんか大島優子さんのどちらかが1位になると予想されていました。
1位に選出されたメンバーはセンターをはじめグループの中心を担うことになるということで、前田ファンと大島ファンは対立。
選挙当日、予想通りに3位発表までに前田さんと大島さんの2人が絞られ争うことに。
その瞬間、会場から「まえだー!」という応援と同時に、「前田帰れ!」などのアンチコールも飛び交う異様な空気になりました。

転送元:日刊
結果、4630票で前田敦子さんが初代センターを獲得。
2位に終わった大島優子さんは悔しさを滲ませ、「背中を押してください」と切実な想いを語りました。
当初は「どうせヤラセだろ」と言われていた総選挙だっただけに、ファンとアイドルの露骨な感情が見えたことでリアルであることが証明されました。
[第2回総選挙]大島優子「もう背中を押してくださいとは言いません。ついてきてください。」
2009年の第1回総選挙が始まる手前、ファンの間では誰がセンターに相応しいからの論争が起き、その末に前田敦子さんが1位を獲得。
大島優子さんは2位で終わった第1回の壇上では「背中を押してください」と切実な想いをスピーチしファンに伝えました。
その流れからの第2回での1位獲得、なんと2位の前田敦子さんとの票差は僅か597票差でした。
そして、「もう背中を押してくださいとは言いません。ついてきてください。」との言葉が飛び出しました。

転送元:オリコン
ファンの強い想いが寄せた結果だったことから、ファンも活動に影響を与えられる新時代型のアイドルユニットとして世間に広く知られるきっかけになりました。
[第3回総選挙]板野友美の8位転落と柏木由紀の「神7崩し」
神7はずっと同じメンツだと思われがちですが、第3回総選挙では板野友美さんが8位に転落する事件がありました。
その代わりに前年度8位だった柏木由紀さん3位に入るという下剋上を達成。

転送元:朝日
柏木さんの下剋上は「神7崩し」と呼ばれ、または柏木由紀さんを含めて「神8」という言葉もメディアで使われました。
また、邪道なポジションからメディアで奮闘していた指原莉乃さんが9位に入るなど、若手メンバーの個々の努力が実る結果となりました。
総選挙の残酷さが知れ渡る事件となりました。
[第3回総選挙]たかみなの「努力は必ず報われると、私、高橋みなみは人生をもって証明します。」
高橋みなみさんの「努力は必ず報われる」という名言は、AKB48総選挙を象徴する言葉として広く知られました。
この言葉は単なる成功哲学ではなく、高橋さん自身が苦境から這い上がったという背景があっての言葉でした。
高橋みなみさんは第1回の6位から第2回では7位に転落していました。
第3回では新たに注目されたメンバーが数多くいたことから、高橋さんはリーダーでありながら神7から外れると予想されていたのです。

転送元:時事通信
そんな中での神7死守だったということ背景もあっての言葉でした。
また、第3回までにAKBが世間的ムーヴメントになっていたことから、総選挙自体が国民的イベントとなり、会場も第2回のJCBホールから第3回までに武道館とスケールアップ。
かつては劇場も埋められないグループが地道な活動で成功していった流れもあり、みんなの努力でグループが報われたことへの言葉でもありました。
ただ、その後に「努力は必ず報われる」という言葉のみが独り歩きし、その後に揶揄や弄りの対象になりました。
高橋さんは後年、
- 努力すれば必ず成功するとは限らない。
- ただし、努力しなければ成功する可能性はさらに低くなる。
- 努力はすぐ結果に結びつかなくても、自分を成長させ、いつか別の形で報われることがある。
と補足しています。
[第3回総選挙]前田敦子「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」
前田敦子さん「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」という言葉は、AKB48史上最も有名な名言の一つです。
2009年の第1回総選挙で1位を獲得した前田敦子さんは、以降は絶対的なエース(センター)として活動を引っ張りました。
2010年の第2回総選挙では大島優子さんに1位の座を奪われセンターを譲ると、前田さんが2位に転落したことを喜ぶファンがいました。
実は以前から前田敦子さんばかりがメディアで大きく扱われることに不満を持ったファンが多く、前田さんの1位返り咲きを歓迎しないファンも多くいました。
大島優子さんは子役からの経歴が長くメディアでしっかりと結果を残し、センターを務めた「ヘビーローテーション」は大ヒット。

「前田より大島の方が良い」と、以前に増して大島派と前田派が激しく削りあっていました。
第3回総選挙の前には、「もし前田がセンター(1位)ならファン辞める」という声までありました。
第3回総選挙の2位発表前には、客席から「前田!前田!」と叫ぶファンもおり、あるドキュメントではその声に気付いた前田さんが寂しそうに俯く姿が映し出されていました。

そんな背景もあって、1位を奪取した壇上から「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」との言葉が咄嗟に飛び出したのです。
2005年初期から長い下積みを経験した前田さんは、せっかくブレイクしたAKBが自分のせいでファンを失うことが耐えられなかったのです。
単なる名言ではなく、絶対的エースとして称賛と批判の両方を受け止めながら、最後までグループを守ろうとした前田敦子の覚悟を象徴する言葉でした。
”初代神7”のAKB48を卒業した順番
| 卒業順 | メンバー | 卒業公演・卒業日 |
|---|---|---|
| 1位 | 前田敦子 | 2012年8月27日 |
| 2位 | 篠田麻里子 | 2013年7月22日 |
| 3位 | 板野友美 | 2013年8月27日 |
| 4位 | 大島優子 | 2014年6月9日 |
| 5位 | 高橋みなみ | 2016年4月8日 |
| 6位 | 小嶋陽菜 | 2017年4月19日 |
| 7位 | 渡辺麻友 | 2017年12月26日(卒業公演)※活動終了は2017年12月31日 |
2009年に総選挙が始まって以降、卒業までが早かった印象ですが、神7の面々は2005年の結成後から在籍する第1期と第2期のメンバーが中心です。
神7たちのグループ在籍年数は6〜12年と長く、それぞれがしっかりとAKBの基盤作りに貢献しています。
まとめ
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AKB48の初代神セブンは、前田敦子・大島優子・高橋みなみ・小嶋陽菜・板野友美・篠田麻里子・渡辺麻友の7人。
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総選挙では前田敦子と大島優子によるエース争いをはじめ、メンバー同士が毎年熾烈な順位争いを繰り広げ、多くの名場面・名言を生み出した。
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神7の卒業順は前田、篠田、板野、大島、たかみな、小嶋、渡辺の順番。
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卒業後は女優、タレント、実業家、プロデューサーなど、それぞれの道で活躍しているが渡辺のみが早期引退。
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神セブンの存在は、AKB48の歴史だけでなく日本のアイドル文化にも大きな影響を与えた。
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彼女たちが築いたライバル関係や努力の物語、そして卒業後も続くそれぞれの人生は、今なお多くのファンから注目されている。
ます。初代神セブンの軌跡を振り返ることで、AKB48黄金時代の熱狂と魅力を改めて感じることができるでしょう。
















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